怖くて伝えられない ページ7
『……あぁー…飲みすぎた…』
久しぶりにリョウクとのご飯。
ついつい、話が盛り上がり…
結局…いつもの時間。
『……まさかね？』
とりあえず…鍵を取り出し…
エレベーターを降りた。
わざと…ゆっくり歩いてみたけど…
遠くからでも、すぐ分かった。
大きいのに…
『……また？』
『……あっ…おかえり(笑)…遅かったじゃん…』
眠いなら…まっすぐ帰りなよ。
私のところ…来なくていいのに。
なんで…
こうして…毎日…
『…わざわざ来なくても……』
『…いいじゃん(笑)ここ…居心地いいから…つい…』
『…何それ…』
『あぁー…もう！鍵、かして！』
『やぁっ…！勝手に開けないで！』
『…たっだいまー(笑)』
チャンミンは…
全部覚えてる。
鍵を置く場所とか…
カバンを置く場所…
帰ってから手を洗うタイミング…
テレビを付けるタイミング…
笑うタイミング…
泣くタイミング…
全部全部覚えてる…。
『…あぁー…さっぱりした(笑)ねぇ…飲んでいい？』
『…ダメって言ったって…勝手に飲むでしょ？』
『…バレた？(笑)じゃー…お言葉に甘えて！』
お風呂上がりのチャンミンは…
一層、艶っぽい。
濡れた髪に…スベスベ肌。
思わず…見とれてしまった。
『…何？(笑)僕に…惚れた？』
『…へぇっ！？あっ…なっ、何言ってるの！？』
『だって…僕のこと、ずっと見てるから…』
『べっ、別に見てないから！お風呂…お風呂入ってくる！』
『あはは(笑)いってらっしゃーい』
あまりにも突然で…
一瞬…パニックになった。
『……何言ってるんだろ…僕…』
もう一度…グイッとビールを流し込み…
タオルで…髪の毛を拭いた。
『…はぁ…』
ため息が…部屋に響き渡る。
『…ちゃんと…』
ちゃんと…
伝えなきゃ。
でも…
怖くて…伝えられない。
伝えたら…
壊れそうで…怖いんだ。
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モコ(プロフ) - けぃたんさん» はじめまして、コメントありがとうございます！ようやく…お互いの想いを伝えあった二人です。第二章では、前に進み始めた二人を、どうぞよろしくお願いします！ありがとうございます！ (2018年7月13日 21時) (
レス) id: b6960d39e9 (このIDを非表示/違反報告)
モコ(プロフ) - wakaさん» すみません！下書きのつもりが、間違えて公開にしてしまいました！今、第二章公開になりましたので、引き続きよろしくお願いします！ありがとうございます！ (2018年7月13日 21時) (レス) id: b6960d39e9 (このIDを非表示/違反報告)
waka(プロフ) - もしかして次の章はパスがないと読めないのかな？？ (2018年7月13日 21時) (レス) id: 192bfaab8b (このIDを非表示/違反報告)
けぃたん(プロフ) - 初めまして(´^∀^｀)なかなか想いを伝えられない2人でしたが何とかくっつきましたね。第2章も楽しみにしています(*^ω^*) (2018年7月13日 20時) (レス) id: 34cfe6beec (このIDを非表示/違反報告)
モコ(プロフ) - りんさん» はじめまして、コメントありがとうございます。リョウク、出しちゃいました！チャンミンとリョウクの組み合わせ、好きなんです！まだまだ始まったばかりですので、最後までよろしくお願いします！ (2018年7月12日 21時) (レス) id: b6960d39e9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：モコ | 作成日時：2018年7月10日 20時
