努力 -続き- ページ46
-続き- ※腐＋両片思い
シルクside
あの後、ご飯を作ると言って部屋を出ていったA。…よっしゃ。今日はAのご飯だ。嬉しい展開に胸を弾ませていると、
がっしゃーん。どっしゃーん。
キッチンの方から大きな音が聞こえてきた。
なんだなんだと思って見れば、フライパンやなんやらがひっくり返っていた。普段ならこんな失敗しないのに、どうしたんだろうと思いつつも、それよりこちらの方が先だ。と急いで怪我がないかを確認する。
「大丈夫か！？」
『あ…うん』
目立った傷は見られない。どうやら怪我からは免れたようだ。
…よかった。
「珍しいね、具合でも悪いの？」
『え、あ、いや』
歯切れの悪いA。何か後ろめたいことでもあるのだろうか。隠し事をするなんてAらしくない。
…というか、いつもなら何事にも慎重に取り組むはずの彼が今日は何故だか落ち着きがないように見える。そんな彼に違和感を覚えた。こんなこと今までになかったはず。慎重であるが故に、人より少し行動が遅いがそれは皆理解していたため、問題は無かったはずだ。それならなんで＿
＿自分で言うのもなんだけど、俺ってどっちかってばパッパッと動くタイプじゃん？だからやっぱりそんな感じの人が好み、かな。＿
…そういうことか。
でもいいのか？こんな漫画みたいに都合の良いことあるわけがない。でも、でも…もしそうだとしたら、？
俺は、
「なぁ。」
『な、に』
「俺に隠してること、ない？」
…これが最後のチャンス、かな。もしこれでAが打ち明けてくれなければ俺はこの恋を諦めよう。隠し事をするということは、それだけ頼られてないということだ。ただでさえ�狠豊瓩世箸い�時点でかなりハードルが高いのに、それに加え信頼度が低いとなると100%俺に勝ち目はない。そもそも、初めからこんな無理ゲー何故俺は攻略しようとしたのだろうか。
『…』
「…そっ、か。
俺に言えないことなんだな。」
明らかに狼狽えているA。怖がらせちゃったかな。
…でもまぁ、よかったじゃないか。これでAも道を踏み外すことにはならない。１人の人生を狂わせずに済んだと思えば、こんくらいどうってことないさ。
『…き』
「え、なに？」
＿好き。
「へ、」
『好きなタイプ、パッパッと動く人って言ってたから、少しでも近づきたくて。自分なりに頑張ろうと思ったんだけど、失敗した。…ごめ、』
ん。そう言い切る前に俺はAを抱きしめた。
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らーめん(プロフ) - シモツキさん» 早速ですが、シュチュエーションはこうしてもらいたいだとか、こんな関係で話を進めてほしいだとか細かい設定はどう致しますか？もしおまかせで大丈夫でしたら、こちらの方でばばっと決めさせていただきますね！ (2018年6月30日 23時) (
レス) id: c96bf80dd4 (このIDを非表示/違反報告)
らーめん(プロフ) - シモツキさん» リクエスト本当にありがとうございます。ありがたく書かせていただきますので、気長にお待ちくださると嬉しいです。(日本語) (2018年6月30日 23時) (レス) id: c96bf80dd4 (このIDを非表示/違反報告)
らーめん(プロフ) - シモツキさん» いやもう本当にずっと返信できてなくて本当に本当にごめんなさい。後できちんと説明させていただくのですが、私暫く入院の方をですね、してたんですけど...同時期に携帯の方も壊れてしまって、いい機会だし少し休もうと思い、放置していました。 (2018年6月30日 23時) (レス) id: c96bf80dd4 (このIDを非表示/違反報告)
シモツキ - この作品本当に好き!!!マサイの話、りくえすとしてもいいですか？ (2018年4月7日 13時) (レス) id: 9671fe16e2 (このIDを非表示/違反報告)
らーめん(プロフ) - しみずさん» 新年、あけましておめでとうございます！！素敵な作品だなんて...！本当にありがとうございます！！１日１話以上を目標に今年も頑張っていきますので、応援のほどよろしくお願い致します！ (2018年1月1日 21時) (レス) id: c96bf80dd4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らーめん | 作成日時：2017年12月26日 10時
