うさちゃん ページ42
−シルク− ※腐要素(含)＋恋人設定((甘々))
『シルク構ってー』
「んー、ちょっと待って」
かれこれ１５分、ずっとこんな状態である。明らかに暇そうなAが編集で忙しそうにしているシルクの背中にべったりと張り付き、構え構えとちょっかいを出している。
少しだけでいいから、とは言っているものの頬をつねったり、背中にのしかかったりとやっていることは大胆である。
それでも尚、一向に構う気配のないシルクに半ば諦めていた頃、テレビから流れてくる言葉が耳にはいった。どうやら動物の生態について詳しく教えるのがこの番組の特徴らしい。
「皆さん、お好きな動物はなんですか？」
「やっぱりうさぎかなー」
「おっ、うさぎですか！確かに可愛らしいですもんねー」
…うさぎ、か。
確か前に誰かが言ってたっけ。うさぎは寂しいと死んじゃうとかなんとか。
『…うさぎは寂しいと死んじゃうんだぞ』
って、何を言ってんだ俺は！？
『あ、いや、ちがくて』
「じゃあさ、」
あたふたしていると、今の言葉を聞いたらしいシルクがこちらを向いて問いかけてきた。
「うさぎって何が強いか知ってる？」
『何が強い？』
うさぎって何が強いんだろ。
キック？パンチ？
…あ、それカンガルーか。
うーん、にんじん食べるイメージが強いからなぁ。じゃあ、やっぱり歯とか？
うーん、うーんと唸りながら考えている俺に対し、いつもよりやけに静かなシルク。シルクのことももちろん気になるが、今はうさぎのことが頭から離れそうにない。
ごめん、シルク。と心の中で謝っていた時。
ぐるり。
と視界が反転した。
目の前に見えるのは天井…ではなくシルクの顔。急な展開に頭が回らず、目を白黒させていると、シルクの顔がこちらに近づいてきた。抵抗できずに固まっていると、シルクの唇と俺の唇が重なった。
『…ん…ふぁ…んぅ…』
シルクの舌が俺の口をこじ開け、口内に侵入してくる。閉じようとするが、だめと言わんばかりに深く深く入ってくる。
濃厚に絡み合う舌。部屋に厭らしい水音が響き、俺の羞恥心がどんどん顔を出す。しかし、一向に止まる気配がない。
『…りょ…ぅ…んぁ…ふ…』
も、もう無理…！
酸素が足りず、ぼーっとする頭。
もうだめだ。と思っていたその時。
ぷはっ
ようやっと唇が離れていった。
『お、おまっ…』
「うさぎって＿
─────
続きまっせ。
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らーめん(プロフ) - シモツキさん» 早速ですが、シュチュエーションはこうしてもらいたいだとか、こんな関係で話を進めてほしいだとか細かい設定はどう致しますか？もしおまかせで大丈夫でしたら、こちらの方でばばっと決めさせていただきますね！ (2018年6月30日 23時) (
レス) id: c96bf80dd4 (このIDを非表示/違反報告)
らーめん(プロフ) - シモツキさん» リクエスト本当にありがとうございます。ありがたく書かせていただきますので、気長にお待ちくださると嬉しいです。(日本語) (2018年6月30日 23時) (レス) id: c96bf80dd4 (このIDを非表示/違反報告)
らーめん(プロフ) - シモツキさん» いやもう本当にずっと返信できてなくて本当に本当にごめんなさい。後できちんと説明させていただくのですが、私暫く入院の方をですね、してたんですけど...同時期に携帯の方も壊れてしまって、いい機会だし少し休もうと思い、放置していました。 (2018年6月30日 23時) (レス) id: c96bf80dd4 (このIDを非表示/違反報告)
シモツキ - この作品本当に好き!!!マサイの話、りくえすとしてもいいですか？ (2018年4月7日 13時) (レス) id: 9671fe16e2 (このIDを非表示/違反報告)
らーめん(プロフ) - しみずさん» 新年、あけましておめでとうございます！！素敵な作品だなんて...！本当にありがとうございます！！１日１話以上を目標に今年も頑張っていきますので、応援のほどよろしくお願い致します！ (2018年1月1日 21時) (レス) id: c96bf80dd4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らーめん | 作成日時：2017年12月26日 10時
