あーん ページ31
−シルク− ※腐要素(含)＋恋人設定
「あーん」
『え、』
食後のデザートを食べていた時。
黙々と食べ進めていたシルクがいきなり ばっ！っとこちらを向いてきた。どうしたんだろう。と思って見ていたら、デザートであるプリンを俺の口元まで持ってきた。
…本当にどうしたんだ、こいつ。
いつもふざけてはいるが、こんなことはしない。…はずだ。
俺とシルクは世間でいうところの�猯�人�瓩隆愀犬砲△襦�
何事にも前向きで笑顔が絶えないその姿に、俺はいつの間にか惚れていた。
最初は、男に！？と思う自分も居たが、いつしかそんな戸惑いも消え、気付いたらシルクへの想いが、溢れるほどに膨れ上がっていた。
もう当たって砕けよう。と決心した俺はふられるのを覚悟でシルクに告白した。
…まぁ、俺も好きだったと言われた時は本当に死ぬかと思ったが。
…というか今はそんなのどうでもいい。
え？俺から語り出しただろって？…うっせ。
とにかく！！この状況を打破せねば…！
シルクは未だ、こちらの方へスプーンを向けている。
・・・
『あー、ん』
…こんなこと、昔の俺なら絶対しないわ。
あーあ。これが惚れた弱みってやつか。
めちゃくちゃはっず。
顔に熱が集まっていくのが分かる。
咀嚼するが、美味しいはずのプリンの味があまりわからない。
横目でちらりとシルクの方を見ると、いつもとは違い素直な俺の行動に驚いたのか、思わず笑ってしまうほどのあほ面を晒していた。
…やば、予想以上に面白いっ…
『…っ…ははははっ！』
「んぇ！？」
『おまっ…すっげぇあほ面っ…！』
「いや、だって…っ！」
そういって慌てるシルクが思ってた以上に可愛くて。
それに、いつも余裕そうな顔をして俺をリードしていくようなやつだから、こういうことに慣れていないなんて、当然俺が知ってるわけないし。
＿だから。
思わず俺のいたずら心が顔を出してしまった。
『…諒』
「？」
『こっち向いて？』
「…んっ…！？」
シルクの喉を俺のプリンが通っていく。
当然、驚いている彼。
『ありがと、美味しかった。
…ごちそーさん』
・・・
やっちまった。うおぁぁぁぁ！！はっず！なにこれはっず！！何しちゃってんの、俺！？
…はぁぁぁぁぁ。やばい。嫌われたわ、これ。あー、終わったー。うわー。
軽く脳内パニック状態のA。
それよりもパニックなシルク。
＿＿すごい絵面である。
─────────
続きまっせ。
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らーめん(プロフ) - シモツキさん» 早速ですが、シュチュエーションはこうしてもらいたいだとか、こんな関係で話を進めてほしいだとか細かい設定はどう致しますか？もしおまかせで大丈夫でしたら、こちらの方でばばっと決めさせていただきますね！ (2018年6月30日 23時) (
レス) id: c96bf80dd4 (このIDを非表示/違反報告)
らーめん(プロフ) - シモツキさん» リクエスト本当にありがとうございます。ありがたく書かせていただきますので、気長にお待ちくださると嬉しいです。(日本語) (2018年6月30日 23時) (レス) id: c96bf80dd4 (このIDを非表示/違反報告)
らーめん(プロフ) - シモツキさん» いやもう本当にずっと返信できてなくて本当に本当にごめんなさい。後できちんと説明させていただくのですが、私暫く入院の方をですね、してたんですけど...同時期に携帯の方も壊れてしまって、いい機会だし少し休もうと思い、放置していました。 (2018年6月30日 23時) (レス) id: c96bf80dd4 (このIDを非表示/違反報告)
シモツキ - この作品本当に好き!!!マサイの話、りくえすとしてもいいですか？ (2018年4月7日 13時) (レス) id: 9671fe16e2 (このIDを非表示/違反報告)
らーめん(プロフ) - しみずさん» 新年、あけましておめでとうございます！！素敵な作品だなんて...！本当にありがとうございます！！１日１話以上を目標に今年も頑張っていきますので、応援のほどよろしくお願い致します！ (2018年1月1日 21時) (レス) id: c96bf80dd4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らーめん | 作成日時：2017年12月26日 10時
