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#２１ ページ22
ひかるくん、大丈夫かな
すごく泣きそうな顔ずっとしてる
A：ねぇ、ひかっ
この状況をわかるまでにそう時間はかからなかった
抱きしめられている？
A：大丈夫？やっぱりしんどい？
岩本：ちょっとこのままでいさせてくれないか？
A：う、うん
なんか辛くなったのかな
しばらくぎゅっとされたままでいたら
体が離れてひかるくんの顔を見上げた
岩本：ありがとう、俺
昔も今もAに助けられていたんだな
、、、、、す…だった、今も……っだ！…
A：えっ、今なんて！？
一瞬でひかるくんが消えた
なんで？どういう状況？
A：ひかっる、くんっ！！
人が多い！どっちに行ったのかわかんない
A：ひっかるくっん…！ひかるっく…ん！
あちこちを走って探る
何がなんだかわからなくて、涙が出てくる！
周りの人たちが迷惑そうに私を見る
深澤：どうしたんだよ！
阿部：A？どうした？！
帰ってきた二人
けど、状況を説明している場合じゃない！
深澤：落ち着けって！どうしたっ！
泣きじゃくる私をフッカ先輩は私を抑えた
そこで私は意識を失った
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作者名：あんこ | 作成日時：2019年12月4日 23時
