梵天、殺人マシーン購入 ページ10
コンコン
鶴蝶｢失礼します｣
？？｢来たか。久しぶりだな、A｣
｢…………｣
誰だっけ。どちら様？って聞いてみる？
聞けない、聞けないよそんなこと
今この感動の再会の雰囲気ぶち壊せないよ←
どうしよう、思い出せ
見たことあるような、ないような………あ、
｢………マイキー、｣
そう名前を呼ぶとぎゅっと抱きしめられた
全然見た目違うじゃん
見ないうちにこんなにも変わる？
見事に闇落ちしたって感じだね
でもまさかマイキーが梵天の首領とか……
キャラ変しすぎじゃない？←
向き合い、じっと私の目を見つめてくる
マイキー｢お前、その目どーした｣
その目、というのはこのグレーに変わった目のことだろう
｢レストランのことも含めて説明するよ｣
それから今までのことを全部話した
鶴蝶｢まさか1人であの人数相手するとはな｣
｢楽しかったよー。体力限界だったけど｣
するとマイキーが近寄ってきて左目の下を親指でそっと触れてきた
｢ん、｣
マイキー｢目は見えるのか？｣
｢うん｣
悲しそうな顔をするマイキー。
｢そんな顔しないで｣
マイキー｢今の目も好きだ｣
｢ありがと。で、本題は｣
マイキー｢AA。お前を梵天が買う｣
｢金で釣られるほどアホじゃないけど｣
マイキー｢これは建前に過ぎない｣
｢じゃあ理由を聞こうか｣
マイキー｢まぁ、殺人マシーンと呼ばれる人材を逃すわけないだろ。あとは私情だ。そばにいて欲しい。もう、誰も失いたくない……｣
妹ちゃんのことだろうか、
瞳の奥が揺らいだ気がした
でもマイキー、それプロポーズだよ。←
｢……まぁどうせ拒否権なんてないんだろうし抵抗するだけ無駄か、｣
マイキー｢話が早くて助かる。部屋はもう用意した。新しい家もだ。引っ越せ｣
マジで拒否権かかったんだ、←
｢カクちゃん、引越し手伝って｣
鶴蝶｢できることはする。あとはそーだな……刺青入れねぇとな(ﾆﾔﾘ｣
｢え、どんな｣
鶴蝶｢これ｣
バサッと服を広げて胸にある刺青を見せてくる
花札の芒に月？
｢どこでもいいの？｣
鶴蝶｢あぁ｣
｢じゃあ私は、ここにしようかな｣
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 221人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
非岸華(プロフ) - うささん» すいません、訂正させていただきました🙇🏻♀️わわっありがとうございます！！そう言っていただけて嬉しいです！！これからもどんどん更新していきますね！ (11月17日 13時) (
レス) id: 54ab47b54b (このIDを非表示/違反報告)
うさ - 名前変換の件ですが結構な頻度で瑞己となっております。また楽しく読ませていただいております^^更新楽しみです！ (11月16日 21時) (レス) @page27 id: 1fc943b7af (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：非岸華 | 作成日時：2023年10月19日 13時
