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｢でも別に、理由なんてないですよ
助けるのに理由いります？｣
蘭｢！！｣
カクちゃんが言ってたことが、少しわかる気がする
｢ってカクちゃんが言ってたから、私もそう言っときます｣
蘭｢ハハッなんだそれ、｣
呆れたように、でもどこか嬉しそうに笑っている
｢あなたは、優しいんですね｣
蘭｢……は？｣
信じられない、とでも言いたそうな顔をする
｢あ、そりゃ正真正銘クズだとは思いますよ｣
蘭｢そこじゃねーよ｣
｢でも、私の事助けてくれたでしょ？｣
蘭｢…………｣
｢それが例えマイキーに怒られないように、だとかそんな理由だったとしても、助けてくれたことには変わりありません
ありがとうございます(ﾆｺｯ｣
蘭｢ｯ…………｣
何故か私を見て固まっている灰谷蘭。
｢なんかついてます？｣
蘭｢いや、何でもな〜い｣
相変わらず読めない人だけど、少し距離が縮まったような気がした────。
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おまけ
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蘭｢んでその撃たれる側の気持ちとやらは分かったの〜？｣
｢いや、全然｣←
蘭｢とんだ撃たれ損だな｣
｢確かに痛かったけど……｣
蘭｢そこじゃねぇーだろ、｣
あはっと笑っていると軽く頭を叩かれた
親にも打たれたことないのに！！←
｢とゆうか、なんで助けてくれたんですか？｣
蘭｢………死んで欲しくなかったから｣
｢は、｣
予想外の返事に開いている口が塞がらない
何、良い奴じゃん
今変なフィルターかかってキラキラして見えるよ、←
蘭｢だって死んだらいじめる奴いなくなんじゃん｣←
｢さっきのトキメキ返せやクソ｣
蘭｢じゃあちょっとはトキメキましたって顔しろ〜｣
じょーだんじゃんとヘラヘラ笑っている目の前のコイツに顔面パンチしといた←
蘭｢おまっ、顔、手加減ってもん知らねーの？｣
｢これでも手加減したつもりなんですけどね、体が勝手に力入れたみたいです｣←
蘭｢クソが｣
｢その顔に腹が立ったのでつい｣
蘭｢仕方ねーよなぁ、俺顔いいし
嫉妬で殴るほど羨ましかったんだよな〜｣
なんてほざいている自意識過剰男にもう1発お見舞いしといた
蘭｢顔面2回は聞いてない｣
｢そりゃそーでしょ。言ってないんですから｣
蘭｢ほんっっと可愛くねぇーな！！｣
｢逆に可愛がりがいあるでしょ｣
蘭｢自分で言っちゃうのな｣
またまた作者より→←殺される奴は殺される側に問題あると思います
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非岸華(プロフ) - うささん» すいません、訂正させていただきました🙇🏻♀️わわっありがとうございます！！そう言っていただけて嬉しいです！！これからもどんどん更新していきますね！ (11月17日 13時) (
レス) id: 54ab47b54b (このIDを非表示/違反報告)
うさ - 名前変換の件ですが結構な頻度で瑞己となっております。また楽しく読ませていただいております^^更新楽しみです！ (11月16日 21時) (レス) @page27 id: 1fc943b7af (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：非岸華 | 作成日時：2023年10月19日 13時
