噂の殺人マシーン、梵天の姫で元最恐の殺し屋でした。

殺人マシーン誕生秘話 ページ21

殺人マシーンの誕生秘話？？



なんか特別感出てるけど、そんな盛大なことでもないよ？



ちょちょいのちょーいでできちゃうから



みんなも是非真似してみてね！
(※マジでしないでください。)



まずは簡単に殺人マシーンの作り方を紹介しよう！！



1 まず人間を用意します



2 銃やらナイフやらその他諸々の武器を持たせます



3 ただひたすらに人を殺させます



4 殺人マシーンの出来上がり！





とまぁ、おふざけはここまでにしておこう。





私が反社に足を突っ込んだばかりの頃。



ボスの娘ってこともあってみんな腰が低くていつもご機嫌取りされてた。



居心地が悪かった



親のおかげで今ここで生きていられるんだって、自分の実力がないって言われてるみたいで………。



でも、そんな私をよく思わないやつもいるわけで



ちょくちょく嫌がらせみたいなのはあった



銃弾が抜かれてたり、ナイフが無くなったり、任務で応援が来なかったり



でも親に報告することはしなかった。



ここで頼ってしまったら何も変わらないから



そのおかげもあってか、実力は上がっていった



そんな頃、私を大きく変えた事件が起きた



いつも通り任務が終わって帰る途中、うちの組織の部下に話しかけられた



部下｢追加の任務があるとボスから伝言頼まれました。｣



｢……場所は？｣



部下｢この近くの廃工場だそうで｣



どうやら処理漏れがいるとか。



案内する、と言われついて行く



着いたのは本当に近くの廃工場だった



人通りもなく、ここなら殺せるか、なんて考えていると、



ガラガラガラっと工場のドアが閉まった。



ニヤニヤした男が数人出てくる



その中には私を案内した奴もいた



しまった、嵌められた。



そう思った頃にはもう遅かった



ここにいる全員、同じ組織の私を憎んでいる人たちだろう



部下｢意外とちょろいのな笑｣



あーあ、馬鹿なことしたなぁなんて考えていると



バンッと銃声が響いた



銃弾は私の真横を通り過ぎる

｢下手ですか｣

部下｢わざとだよ！考え事する余裕あんのか！｣

｢あなた達よりは｣

部下｢生意気言ってんじゃねーぞ｣

行け、と指示を出して5、6人で襲いかかってくる

ナイフやら銃やらで、しかもそれが数人となるとめんどくさい。

前方から攻められて来るので守りに入っていると、ふと背後から気配を感じた。

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