僕らの一番星 (ページ6)

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side A

｢で、ここがこうなるから｣

｢…！そういうことか！｣

スニョンと2人で目を合わせて、わかったねって合図しあう

スニョンがニコって笑うから私もニコって笑って、そのままハイタッチ

はしゃぐ私達を半分呆れて、でも嬉しそうな顔で笑って見てるジフンにもハイタッチをせがむ

はいはいってため息混じりに両手を軽く上げるから、スニョンと私でやったー！ってそれぞれ手を重ねる

ジフンは一瞬だけど重なった手を上手く掴んで、指を絡ませて握ってくる

｢このやり方覚えとけば、応用効くから｣

｢うん、わかった｣

握った手をゆらゆらされるのを感じながら教科書に目を移す

ジフンはちっちゃい頃からなにかと触りたがり

今みたいに何かあるとすぐ触ってくる

でも本人曰く
｢男とやたらスキンシップ取るのはありえない｣
らしくて、スニョンがすこし抱きつこうとするなら全力拒否

中学入る前あたりまではジフンがスニョンにくっつきたがりだったんだけどな

その度にかわいいかわいいって全力の愛で応えてたスニョンが面倒くさくなっちゃったのかな

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