作戦成功……？ ページ24
雅紀side
『あれ……？ここって……。』
そう思った俺は
見渡す限り真っ暗なその空間を
キョロキョロと見回した。
周囲に人影もなく
人の気配も全く感じない。
と、その時。
？:｢何か探してるの？｣
そんな声が
突然背後から聞こえてきた。
突然の事に驚いた俺が
パッと振り返るとそこには
スポットライトに当たったカズが
一人ポツンと立っていた。
｢カズっ♪｣
俺は明るい声でそう言うと
カズはいつものように
少年のような笑顔を浮かべた。
………だけど。
カズがしたのはそれだけだった。
いつもだったら絶対
俺の事をからかったり
心配したりするはずなのに……！
｢カ……カズ？」
｢なんで……？
なんで黙ってるの？｣
｢もう何か喋ってよ！
ねぇ、カズ？……カズっ!?｣
カズに向かって
必死に話しかけながら
"このままカズが
消えてしまうかもしれない"
そんな恐怖と闘っていた。
……だけど。
そんな想いを嘲笑うように
俺を悲しそうに見つめたカズは
クルリと後ろを向いて
ドンドン遠ざかっていった。
俺は必死に手を伸ばしながら
『待ってよ、カズっ！
お願いだから行かないでっ?!
俺をおいていかないでよ！』
そう叫ぼうとした。
だけど。
俺の身体は突然動かなくなり
声すら出せなくなっていた。
『なっ！なんで?!』
俺は必死にもがきながら
小さくなるカズの後ろ姿を見つめ
"行かないで！"
と叫び続けた。
すると、その時。
？:｢……ぁー？……まー！
しっかりしろ！……まー!?」
真っ暗な空間に
俺を呼ぶ声が響き渡った。
次の瞬間！
サァァァァ―――！
という音が聞こえそうなほど
俺の視界に光が溢れ
それまで真っ暗だった空間が
まばゆい光に包まれた。
『ま、まぶしいっ！』
思わずそう思ってしまうほど
凄まじい光の洪水の中
突然俺は
白一色の空間へと放り出された。
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莉夏☆(プロフ) - ハルさん» そんな風に言ってもらえるなんて感涙です！ﾟ｡(p>∧<q)｡ﾟﾟスマホで読んでる方に読めない方がいるみたいで、前にその方に聞いた方法なんでやってみて下さい♪あとこの話の続編ではリクエストも募集してますので、良かったらそちらも覗いてみて下さい！ (2017年2月2日 7時) (携帯から) (
レス) id: 705376974c (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - おはようございます！そうなんですね...なにがなんでも読みたいのでもうちょっと頑張ってみます、これからも応援してます！ (2017年2月2日 7時) (レス) id: 6952f0d73a (このIDを非表示/違反報告)
莉夏☆(プロフ) - ハルさん» おはようございます！ハルさんに気に入ってもらえて嬉しいです♪前作はパスをかけてないので、占ツクでログインし18歳以上なら誰でも読めます。それでも読めないなら……ごめんなさい！私もやり方がわからないので、とりあえず試してみて下さい。 (2017年2月2日 7時) (携帯から) (レス) id: 705376974c (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - こんばんは、はじめして。ハルといいます！この小説を読んでて胸がキュンときました！それで前作もみてみたかったのですが...だめでしょうか？初見な私がこんなことを聞くのはおこがましいのですがどーしても前作が気になって読みたいんです！！ (2017年2月2日 2時) (レス) id: 6952f0d73a (このIDを非表示/違反報告)
莉夏☆(プロフ) - 優華?さん» 本当にすいません(>_<)もしよければ『精霊の森〜火の章〜』という完結作品もあるので、読んでみてください♪これからも莉夏☆をよろしくお願いします！(-人-) (2016年3月27日 15時) (携帯から) (レス) id: 705376974c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：莉夏☆
| 作成日時：2015年5月18日 21時
