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翔side
リーダーの膝の上で
思いっきり泣いた雅紀は
ちゃんと座り直すと
今までずっと溜めこんだ想いを
俺達にちゃんと話してくれた。
雅紀の顔にはやっと
いつもの笑顔が浮かぶ。
もちろん！
いつもの太陽の笑顔には
まだまだほど遠かったけど。
それでも俺は
そんな雅紀の笑顔に
ホッと一安心していた。
そして。
雅紀から話を聞いた俺は
"これだったら！"
そう思うと
リーダーに目で合図した。
そう……。
俺の考えた今回の作戦は
第一段階を終えて
第二段階へと進もうとしていた。
言うなればここまでは前半戦。
そして。
当然の事だけど
第一段階が成功しなければ
第二段階に進めるわけもなく。
だからこそ。
俺は本当にホッとしていた。
相:｢はぁぁ〜〜。
なんか二人に話したら
ちょっとスッキリしちゃった♪
二人ともありがとう！
……って、あっ！
折角淹れた珈琲が冷めちゃった！
もぉ〜、ごめんね？
今新しいのに替えてくるから
二人ともちょっと待っててね？
あっ、そういえば！
昨日お隣の奥さんが
"クッキー作ったから♪"
……って持ってきてくれたのが
ちょうどあったんだ♪
今持ってくるから待っててね♪｣
そう言った雅紀は
テーブルのコップをお盆に乗せ
キッチンに入っていった。
そんな後ろ姿を見送った俺は
"今がチャンスだ!!"
とばかりに
腕の中で眠る朝陽を
優月の隣にそっと降ろして
スマホを片手に席を立った。
そんな俺を
満面の笑顔で見送るリーダー。
｢ごめん、雅紀！
ちょっとトイレ借りるな？」
俺はキッチンにいる雅紀に
そう声をかけると
"どぉ〜ぞぉ〜♪"
という返事を聞いてから
トイレに入った。
もちろん。
トイレに来た理由は
雅紀に気づかれないように
To :松潤
From:翔
――――――――――――――
松潤、お疲れ。
第一段階は完了しました。
結果はもちろん大成功！
そっちの準備が完了次第
第二段階をよろしく！
――――――――――――――
という第二段階のGOサインを
松潤に送るためだった。
｢ふぅぅ……。｣
俺は少し肩の荷が下りた気がして
ホッと一息吐くと
トイレの水を流してから
リビングへと戻っていった。
『後は、松潤次第だな……。』
そう思うった俺は
とりあえず
第二段階が始まるまで
楽しい休日を満喫する事にした。
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莉夏☆(プロフ) - ハルさん» そんな風に言ってもらえるなんて感涙です！ﾟ｡(p>∧<q)｡ﾟﾟスマホで読んでる方に読めない方がいるみたいで、前にその方に聞いた方法なんでやってみて下さい♪あとこの話の続編ではリクエストも募集してますので、良かったらそちらも覗いてみて下さい！ (2017年2月2日 7時) (携帯から) (
レス) id: 705376974c (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - おはようございます！そうなんですね...なにがなんでも読みたいのでもうちょっと頑張ってみます、これからも応援してます！ (2017年2月2日 7時) (レス) id: 6952f0d73a (このIDを非表示/違反報告)
莉夏☆(プロフ) - ハルさん» おはようございます！ハルさんに気に入ってもらえて嬉しいです♪前作はパスをかけてないので、占ツクでログインし18歳以上なら誰でも読めます。それでも読めないなら……ごめんなさい！私もやり方がわからないので、とりあえず試してみて下さい。 (2017年2月2日 7時) (携帯から) (レス) id: 705376974c (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - こんばんは、はじめして。ハルといいます！この小説を読んでて胸がキュンときました！それで前作もみてみたかったのですが...だめでしょうか？初見な私がこんなことを聞くのはおこがましいのですがどーしても前作が気になって読みたいんです！！ (2017年2月2日 2時) (レス) id: 6952f0d73a (このIDを非表示/違反報告)
莉夏☆(プロフ) - 優華?さん» 本当にすいません(>_<)もしよければ『精霊の森〜火の章〜』という完結作品もあるので、読んでみてください♪これからも莉夏☆をよろしくお願いします！(-人-) (2016年3月27日 15時) (携帯から) (レス) id: 705376974c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：莉夏☆
| 作成日時：2015年5月18日 21時
