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雅紀side
今回の事で
"泣く事って必要な事なんだ"
そう実感した。
もちろん。
カズが家に居ない時や
一人横になったベットの上で
さんざん泣いてきたけれど
それとはまったく違い
誰かの側で
"何も言わなくても
心に隠した辛さや苦しみを
ちゃんとわかってくれる"
そんな誰かの側で泣くと
隠していた負の感情が
涙と一緒に流れ出し
消えていくような気がした。
それに気付いた俺は
その後どれくらいの間
泣き続けていたんだろうか。
やっと泣き止んだ俺の目から
手を外したリーダーは
そんな俺に向かって
癒しオーラ全開の笑顔を見せた。
大:｢おぉ、良かったぁ〜！
いつもの相葉ちゃんだぁ〜♪｣
嬉しそうにそう言うリーダー。
俺はリーダーの膝の上から
ゆっくり起き上がると
鼻をすすりながら
リーダーと翔ちゃんを見た。
優しい笑顔を浮かべるリーダー。
安心した顔をしてる翔ちゃん。
そんな二人を見ていたら
忘れてしまったいつもの笑顔が
自然に浮かんでいた。
そう……。
俺は久しぶりに
本当の笑顔が出来たんだ。
そんな俺に向かって
眠ってしまった朝陽を抱いたまま
ティッシュの箱を
スッと差し出した翔ちゃんは
櫻:｢それにしても
涙と鼻水で凄い顔してるぞ？
ほら、これで拭きな♪｣
そう言って苦笑いしていた。
………結局。
"心配や迷惑をかけたくない！"
そう思って頑張れば頑張るほど
いつも皆を心配させ
余計な迷惑をかけてしまう俺。
『なんでいつも
こうなっちゃうんだろう。』
そんな自己嫌悪しながら
それでも
"頼ってほしい！"
という言葉に促されるまま
今まで胸の中に溜めてきた事を
ポツリ、ポツリと
二人に向かって話し始めた。
"最近カズの機嫌が
急に悪くなることがある"
"何故機嫌が悪くなるのか
原因に心当たりがない"
"最近は別々の部屋で
過ごす事が多くなった"
"カズに嫌われた気がして
常に不安に苛まれ
食事も睡眠も取れてない"
"今の状況は悲しいし
耐えられないくらい辛いけど
カズと一緒にいる時だけは
なんとか笑顔でいたくて
ずっと無理して笑っていたら
笑い方を忘れてしまった"
……などなど。
誰にも話すつもりがなかった
心に秘めた不安を
俺は二人に全て話した。
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莉夏☆(プロフ) - ハルさん» そんな風に言ってもらえるなんて感涙です！ﾟ｡(p>∧<q)｡ﾟﾟスマホで読んでる方に読めない方がいるみたいで、前にその方に聞いた方法なんでやってみて下さい♪あとこの話の続編ではリクエストも募集してますので、良かったらそちらも覗いてみて下さい！ (2017年2月2日 7時) (携帯から) (
レス) id: 705376974c (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - おはようございます！そうなんですね...なにがなんでも読みたいのでもうちょっと頑張ってみます、これからも応援してます！ (2017年2月2日 7時) (レス) id: 6952f0d73a (このIDを非表示/違反報告)
莉夏☆(プロフ) - ハルさん» おはようございます！ハルさんに気に入ってもらえて嬉しいです♪前作はパスをかけてないので、占ツクでログインし18歳以上なら誰でも読めます。それでも読めないなら……ごめんなさい！私もやり方がわからないので、とりあえず試してみて下さい。 (2017年2月2日 7時) (携帯から) (レス) id: 705376974c (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - こんばんは、はじめして。ハルといいます！この小説を読んでて胸がキュンときました！それで前作もみてみたかったのですが...だめでしょうか？初見な私がこんなことを聞くのはおこがましいのですがどーしても前作が気になって読みたいんです！！ (2017年2月2日 2時) (レス) id: 6952f0d73a (このIDを非表示/違反報告)
莉夏☆(プロフ) - 優華?さん» 本当にすいません(>_<)もしよければ『精霊の森〜火の章〜』という完結作品もあるので、読んでみてください♪これからも莉夏☆をよろしくお願いします！(-人-) (2016年3月27日 15時) (携帯から) (レス) id: 705376974c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：莉夏☆
| 作成日時：2015年5月18日 21時
