異変 ページ1
雅紀side
｢あさひぃ〜、ゆづきぃ〜。
ミルクが出来ましたよぉ〜♪｣
居間の布団の上で
フギャフギャと大合唱する二人に
ミルクを作ってきた俺は
両手に哺乳瓶を一つずつ持つと
二人の口許へあてた。
なんとも言えない
真剣な顔でミルクを飲み始める
三ヶ月に入ったばかりの双子達。
｢う〜ん♪
相変わらず良い飲みっプリっ！
ねぇ、ねぇ♪
カズもこっちにおいでよっ！
二人の顔、チョー可愛いよ♪｣
俺はそう言うと
朝陽と優月から目を離し
久しぶりに早く帰ってきたカズと
ご飯を食べていたテーブルに
視線を移した。
だけどそこには………。
さっきまで
楽しそうにお喋りしながら
ご飯を食べていたカズじゃなく
不機嫌なオーラと冷めた目で
俺の言葉を完全に無視したカズが
黙々とご飯を食べていた。
｢…………はぁ〜。｣
俺はカズに聞こえないように
今日もまた
小さなため息を一つ吐いた。
そう………。
ここ最近のカズは
なんだか凄く変なのだ。
今もそうなんだけど
スイッチがパチンと入るみたいに
急に不機嫌になったと思ったら
今まで見せた事のない冷めた目を
俺に向けるようになって……。
だけど。
その引き金になる理由が
どうしてもわからないから
今はとりあえず
"俺の出来る事をしよう！"
そう決めた俺は
カズが家に帰ってきたら
カズがいない時の五割増しで
テンションをあげるようにして
カズが家で楽しく過ごせるように
細心の注意と気を遣いながら
頑張る事にした。
それなのに……。
俺のそんな努力なんか
まるで嘲笑うかのように
どうしても不機嫌になるカズは
その後どんなに俺が
明るく振る舞ったとしても
恥ずかしいのを必死に我慢して
色気を振りまいてみても
絶対に機嫌が直る事はなくて
二:｢疲れたから寝るわ。｣
とか
二:｢ごめん、やる事あるから。｣
なんて言って
来客用の寝室を自室に改造し
最近のカズは
そこに籠もるようになっていた。
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莉夏☆(プロフ) - ハルさん» そんな風に言ってもらえるなんて感涙です！ﾟ｡(p>∧<q)｡ﾟﾟスマホで読んでる方に読めない方がいるみたいで、前にその方に聞いた方法なんでやってみて下さい♪あとこの話の続編ではリクエストも募集してますので、良かったらそちらも覗いてみて下さい！ (2017年2月2日 7時) (携帯から) (
レス) id: 705376974c (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - おはようございます！そうなんですね...なにがなんでも読みたいのでもうちょっと頑張ってみます、これからも応援してます！ (2017年2月2日 7時) (レス) id: 6952f0d73a (このIDを非表示/違反報告)
莉夏☆(プロフ) - ハルさん» おはようございます！ハルさんに気に入ってもらえて嬉しいです♪前作はパスをかけてないので、占ツクでログインし18歳以上なら誰でも読めます。それでも読めないなら……ごめんなさい！私もやり方がわからないので、とりあえず試してみて下さい。 (2017年2月2日 7時) (携帯から) (レス) id: 705376974c (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - こんばんは、はじめして。ハルといいます！この小説を読んでて胸がキュンときました！それで前作もみてみたかったのですが...だめでしょうか？初見な私がこんなことを聞くのはおこがましいのですがどーしても前作が気になって読みたいんです！！ (2017年2月2日 2時) (レス) id: 6952f0d73a (このIDを非表示/違反報告)
莉夏☆(プロフ) - 優華?さん» 本当にすいません(>_<)もしよければ『精霊の森〜火の章〜』という完結作品もあるので、読んでみてください♪これからも莉夏☆をよろしくお願いします！(-人-) (2016年3月27日 15時) (携帯から) (レス) id: 705376974c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：莉夏☆
| 作成日時：2015年5月18日 21時
