Apocalypse* ページ4
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＿＿＿side.Kento*
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『美しい』
五条さんに連れられて来た先で、
彼女を初めて見た時、そう思った。
身長が高い訳でもない。
顔立ちだって、どちらかと言えば可愛い方だ。
違う、
彼女の纏う空気や立ち振る舞い、
容姿だけの問題じゃない。
全てが…美しいと思った。
所謂一目惚れというものなんでしょうね。
「あれぇ、七海どうしたの？もしかして惚れちゃった？」
「……少し黙って頂けますか」
この人はすぐこう揶揄ってくる。
この人にだけは悟られたくないが、
この人ほど目敏い人はいない。
バレるのも時間の問題だろうな。
「……しかし、これ程の帳を1人で長時間…」
「並の術士じゃ無理だよ」
「彼女を見たことも聞いたこともありませんよ」
「僕もだよ」
五条さんが知らないことがあるのか？
それが並の術士なら仕方ない、
しかしこれ程の力を持った術士をこの人が知らないなんて、有り得ないだろう。
何者なんだろうな。
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HATHUTA(プロフ) - 感動しました…！素敵なお話をありがとうございます (8月18日 0時) (
レス) @page30 id: f9b555f004 (このIDを非表示/違反報告)
しゃちほこ(プロフ) - 素敵です…！！ (2022年2月6日 20時) (レス) @page30 id: ecbd4790eb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：若鷹
| 作成日時：2022年1月12日 22時
