☆２ ページ17
.
.
急にレンに呼び出されたから、
そこへ向かえば、レンと翔が話していた。
「レン？」
「Aちゃん！ごめんね、急に呼び出して」
「いいよ」
「おチビが話したいことあるんだって」
『じゃあ俺はここで』って、
ウィンクしながら、レンは去っていった。
翔に関しては、プンスカしてる。
久しぶりに翔と2人きりだ。
「悪りいな、レンが…その、なんか」
「気にしないで(笑)」
「………なあ」
「ん？」
宝石みたいなコバルトブルー。
肌も白くて、髪も、瞳も、爪先まで、
全部、全部綺麗だ。
「わかってンだけどさ、お前が俺のこと何とも思ってないって」
「俺、お前のタイプでもねえしな」
「お前のこと好き、…っつったら困るか？」
『ぇ』
そう小さく零せば、
翔は慌てたように早口で弁解し始めた。
「そうだよな」とか「急で悪い」、
「忘れてくれ」なんて。
恥ずかしいとしてもそれは違うんじゃない？
「翔、」
「……ん」
「わたしまだ何も返事してないけど」
「聞かなくても分かるだろ」
「ふぅーん、じゃあ私が翔のこと好きって知ってたんだ」
ふと翔の方を見れば、
翔は目を丸くし、瞬きを繰り返していた。
「は、……え、…はっ？」
「なあに」
そう言い終わる前に、
翔の隣へ移動して、軽く手に触れる。
「は、ちょ……」
「私、このままじゃ嫌だけど」
「っ、……A、」
久しぶりに名前をしっかり呼ばれた。
顔が真っ赤な翔と、
その先の未来に胸が高鳴る。
そんな翔と目が合えば、
『好きだ』とキミは呟いた。
「俺と付き合ってほしい」
「うん。よろしくね、翔」
「え、ドッキリ…じゃねえよな」
「まだ疑ってんの？」
「や、だってよォ…こんな」
「レンは全部知ってたけどね」
「はぁ！？」
これは、そんな幸せな物語の序章。
続く
お気に入り登録で更新チェックしよう!
最終更新日から一ヶ月以上経過しています
作品の状態報告にご協力下さい
更新停止している| 完結している
←☆来栖翔
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 59人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「短編集」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
美紀 - うたプリ大好きでお気に入りキャラクターは翔君と音也君と藍ちゃんです最高です藍ちゃん大好きすぎてカラオケでは蒼井翔太君の歌うたってます (2019年3月24日 21時) (
レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
若鷹(プロフ) - 福山美紀さん» 遅くなってすみませんでした！了解です*\(^o^)/* (2015年9月18日 22時) (レス) id: de4a561aeb (このIDを非表示/違反報告)
福山美紀(プロフ) - 藍ちゃんをリクエストしたい！お願い致します (2015年9月11日 19時) (レス) id: e5b41d6ac5 (このIDを非表示/違反報告)
若鷹(プロフ) - 怜さん» 遅くなってしまいすみませんでした！了解です( ^ ^ )/□ (2015年9月6日 16時) (レス) id: de4a561aeb (このIDを非表示/違反報告)
怜(プロフ) - トキヤリクエストしたいです！お願いします(>_<) (2015年8月31日 21時) (レス) id: f849df70ff (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：若鷹
| 作成日時：2015年8月21日 21時
