B45『殺す為なら』 ページ7
貴方side.
エディ「うるさいなぁっ！！！」
その声とともにエディが私達に襲ってきた。
でもレイはどいてくれる様子もない。
私はレイの手を引こうと瞬間、
ドォンッッ！！
「！…壁が…！」
壁が一気に崩れた。
その瞬間眩しい光が差し込んだ。
私はただ起こった出来事に目を見開いた。
そこに立っていたのは…
ザック「…よぉ」
不気味な、笑みを浮かべるザックだった。
私はザックが壁を壊した事実に驚くしかなかった。
壁を壊すって…どんな馬鹿力持ってんの…
ザック「…クソガキはどこだ」
「…さっきまで…」
私はハッとし周りを見る。
でもいるのはレイが突っ立っている姿だけだった。
おかしい…さっきまでいたはずなのに。
私はとりあえずレイまで駆け寄り壁の欠片など拭き取った。
「怪我…してないね？いきなりあんな真似…二度としちゃ駄目…」
レイ「ごめん、なさい…」
レイはシュンッ、とする。
でも私は頭を撫でた。
危ないはんだんだった。
私は不死身だからある程度の怪我は大丈夫なのに…
「でも、ありがとう…」
私はそう言い立ち上がった。
レイが驚いたように私を見上げた。
私はただ笑った。
引きつった、笑顔だけど。
するとどこからか声が聞こえた。
ー『酷い…酷いよ…Aも、レイチェルも…！！』ー
ザック「てめぇ！早く出てこい、ぶっ殺してやる…！！」
ザックは鎌を構え周りを見るがその姿はない。
あの一瞬で何処に消えたと…
ー『…そんなにザックがいいんだね…でも僕、諦めないよ…
僕が殺してあげる…だから…待ってるね…』ー
そんな、寂しい声が聞こえた。
あの子…過去に何かあったのだろうか。
何でそんな執着心なのか、レイを殺そうとする理由も…
それは何もかも、あいつが知っていると思うともどかしい。
続く (更新停止中)
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蒼(プロフ) - 尊い以外の言葉が出てこなくなるレベルでこの小説大好きです...( ᷄ᾥ ᷅ ︎🫶🏻)𝑩𝑰𝑮 𝑳𝑶𝑽𝑬______ (9月23日 22時) (
レス) @page7 id: 2e07dff5be (このIDを非表示/違反報告)
えむ - 更新待ってます…！！！ (2021年8月22日 21時) (レス) id: a92f520e2a (このIDを非表示/違反報告)
そこらへんの草 - 面白いです！更新待ってます！ (2019年2月26日 18時) (レス) id: e2b2ae8892 (このIDを非表示/違反報告)
橘花＊ - すごく面白いです!これからも更新頑張ってください! (2016年4月25日 0時) (レス) id: 2fb69a4a12 (このIDを非表示/違反報告)
まりたん - 面白いです、続編作ってください (2016年1月29日 17時) (レス) id: ca855b68d3 (このIDを非表示/違反報告)
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