「…ならいいけどｗ」 ページ27
アブ「えっ、駄目だよ」
「…やっぱり？」
俺はその答えに頭をかく。
そう、俺はアブに外にいける許可を得ようとしてた。
でもアブはやはり許可をおろしてくれなかった。
まぁそりゃそうだな。目覚めてまだ二日目だし。
アブ「ん〜…もし絶好調だったら行ってもいいけど…」
「本当かっ！？」
アブ「うわっちょっ…まだ起き上がらないでよ。危ないでしょ」
アブはそういって俺を寝かす。
実は今傷の様子を見てたとき俺がおもいっきり起き上がったのだ。
やべぇ…今のは痛かった。
慎重に動かねぇといけないな。
「…なぁアブ」
アブ「ん〜？」
アブは俺の腹を触りながら言う。
「俺って…最高の兄に思えるか？」
アブ「…」
俺は手を頭の下に組み口にした。
少し、気になったこと。
キヨは俺のことを本当はどう思ってるんだろう。
俺だって兄だ。
気になるのは気になる。
心配…させすぎかもしれねぇ。
アブ「そうだねぇ…俺は少なくとも
いい兄だと思うよ」
「…そうか」
アブはクスッと笑った。
いい兄…か。
アブ「はい、おしまい。粉薬を出すから、昼食の跡に飲んでね」
「ん、ありがとな」
俺は起き上がり服を着る。
そしてアブはどういたしましてと言って病室から出て行った。
すると入れ替わるように、
キヨ「兄さん！フジ達連れてきたぞ！！」
フジ「Aさんっ！！」
こーすけ「あっ、おいフジお前…！！」
ヒラ「しょうがないよ、フジはオカンなんだから」
「おー！お前らよく来たな！」
キヨたちが病室に入ってきた。
一番最初に入ってきたのはやっぱりフジだった。
フジは心配性だし優しい。
俺を心配してくれるのは嬉しいが…
「手が折れる…」
フジ「ハッ！！」
フジは俺の手を握りブンブン振っていたのを静止する。
肩が脱臼するわ。
ヒラ「それにしても、元気そうでよかったです」
こーすけ「あぁ、俺らめっちゃ心配しましたよ。
キヨが何度も何度も「兄さんが死ぬっ！」って泣きながら喚いてましたもんですから」
キヨ「ばっ…！！てめぇそれを言うなよ！！」
「プッ…」
こーすけは悪気はないのだろう。
キヨは顔を真っ赤にしてこーすけの頭をたたく。
なんか、
「お前ら本当楽しいやつだなwww」
俺、めっちゃ幸せだ。
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藍音 - キヨさんの使ってる北海道弁は男の人はあまり使わないと思います (2017年8月10日 13時) (
レス) id: 37e4d9c8ca (このIDを非表示/違反報告)
紫乃 - ななんか北海道弁がおかしい気が……これでも私道民なのですごく違和感ありましたすみませんんんんんんん！！！ (2016年9月7日 0時) (レス) id: a2bce48d9a (このIDを非表示/違反報告)
ちーたら - なんとなくキヨはすまねぇじゃなくてごめん派だと思った() (2016年5月16日 13時) (レス) id: 71b801d55b (このIDを非表示/違反報告)
小夜 - 陰陽師さん» いえいえ、お節介ですからwはい！そうですよ！ (2015年10月26日 21時) (レス) id: 44fe9c80e7 (このIDを非表示/違反報告)
陰陽師(プロフ) - 小夜さん» わー！！ありがとうございます！分からなかったんで助かりました！もしかして北海道の方ですか？ (2015年10月26日 12時) (レス) id: 92ee932ab0 (このIDを非表示/違反報告)
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