検索窓
今日:1 hit、昨日:3 hit、合計:3,969 hit

刺激的 ページ45

その日の夜
ルリ子が遊びに来た。

ワイン好きのルリ子の手土産は
やっぱり今夜も美味しいワインだった。

「無事にワカコさんのお世話をすることになったAにカンパーイ」

「カンパーイ」

ワイングラスはいい音を立て
ガールズトークのスタートを告げた。


朝、Earthが座っていたところに今はルリ子が座っている。

二人で飲んで食べておしゃべりして
楽しい時間が過ぎていった。

ルリ子のペースは私よりも早い。

だから酔うのも私より少し早い。

身振り手振りで話をするルリ子の左手がワイングラスを倒した。

まるでデジャブ・・・

私はそばにあったタオルでこぼれたワインを拭いた。

朝、お茶をこぼした彼にしたのと同じように・・・


「や〜んA・・・」

「ん?」

「すっごくセクシー」

「ん?」

「あなたの胸がまるみえよ・・・」
ルリ子は自分の胸に手を当ててからだをくねらせた。

「え?ええ???」

私はワインの酔が一気に回った気がした・・・

「鼻血!!」

「鼻血?」
ルリ子が自分の鼻を押さえた

「じゃなくて・・・Earth」

「なになに?A訳わかんないよ」

私は今朝の出来事をルリ子に話して聞かせた。

話を聞き終わるとルリ子はお腹をかかえて笑った。

「アイドル山P流血事件」

「どうしよう・・」

「どうしようって?いいじゃん別に減るもんじゃなし」

「そういう問題じゃないよ」

「じゃあどういう問題?」

「どういう問題でもないけどさ・・・」

「心配しなさんな。女の胸なんて見慣れてるよ。女優さんなんてこーんなに前が開いたドレスとか着てるじゃん」

「ん・・・」

「それにしてもさ。彼かわいいね。」

「なんで」

「Aの胸見て鼻血出すとか」

「違うって」

「やっぱり素人さんの胸は迫力がちがうんじゃないの」

「何それ」

ルリ子と私はケラケラと笑い
ルリ子はリリーさん顔負けの下ネタでさらに私を笑わせてくれた。



洗面所に行った時
私は前かがみになってその姿を鏡にうつしてみた。


自分が思っていたよりも結構刺激的なその姿に
私は驚いて

あっちゃ・・・
コレ・・ヤバいわ

そう呟いた。

【P】腹減った→←【P】夜明けの・・・



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 7.0/10 (2 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1人がお気に入り
作品ジャンル:タレント
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

Luna - 実はリリーさんの事結構観察してますのん(笑) (2014年2月11日 1時) (レス) id: 9794dabceb (このIDを非表示/違反報告)
ひでみん(プロフ) - りりーさん、中々いい事言うわ(笑) (2014年2月8日 1時) (レス) id: 5e098d8614 (このIDを非表示/違反報告)
Luna(プロフ) - ともさん» ともちゃん♪感想ありがとう!! (2014年1月30日 21時) (レス) id: 9794dabceb (このIDを非表示/違反報告)
とも - 設定がいいわあ!次が楽しみー (2014年1月29日 19時) (レス) id: 4f5cef5ee4 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:Luna | 作成日時:2014年1月13日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。