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【P】ほらトモはまだココだから ページ43

仕事が終わって俺はまた奏の店に顔を出した。

今夜もリリーさんがいた。

「よお。トモ。お疲れ」

「トモ。お帰り〜。お仕事お疲れ様」

二人のこのいつもの挨拶にホッとする。

「昨日ここから帰ったのが今頃だったわね」
奏に言われて時計を見ると午前1時を回ったところだった。

ひとしきり常連が騒いで行った後らしく奏はグラスやお皿を洗っていた。

俺はビールを注文しリリーさんと乾杯をした。


「夕方Aちゃんが来たわよ」

「Aさんが?」

「昨日はありがとうございました。って
おいしいスイーツ買ってきてくれて二人で仲良く食べちゃった。」
奏は嬉しそうに言った。

「彼女いいよね」
リリーさんが言う。

「ホント彼女いいわね。ってトモには興味のないお年頃の女性だったわね。」

「だった。だった。」
リリーさんがにんまり笑いながら言った。

「ほらトモはまだココだから」
リリーさんは自分の胸を揉むような仕草をした。

「だった。だった。」
今度は奏がリリーさんの真似をしていった。

「なんでわかんないかな・・・あの絶妙な女ライン」
リリーさんが女性のボディラインを示すように両手を動かした。

ってか
昨日ちょこっと見ただけで
そんなAさんのボディラインまで分かるとか
すごくね?

俺なんてそんな事まるで・・・
そこで俺は今朝の事を思い出した。

「トモ。なんだよそんなむっつりスケベみたいな顔して」

「え?俺そんな顔してますか?」

「してる。してる」
奏が茶化すように言う。

リリーさんは何故かいつもなんでもお見通しなんだよな・・・

俺は今朝の出来事を簡単に話した。

「結論から言うとね。トモ・・・それって・・・溜まってるね」
リリーさんはふざけた事を真顔で言う。

「やっだ〜リリーったら」
奏が大げさに言った。

「トモはいつも美しい女性に囲まれて仕事してるからさ、そのへんの感覚マヒしてるかなっておもったけど・・・。」

「俺も・・仕事の時なんかはまるで大丈夫なんですけど・・・」

「生身の迫力だよな・・・。その透き通るような白い柔らかそうな胸に顔を埋めたくなったんだ?」

「・・・・・・」


「若くてピチピチした子にはないしっとりと肌に吸い付くようなそんな感覚がそこにはあるんだよ・・・」

「・・・・・」

わかるようでわからない
大人の男のお説教だった。

【P】夜明けの・・・→←おばあちゃまの名前



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Luna - 実はリリーさんの事結構観察してますのん(笑) (2014年2月11日 1時) (レス) id: 9794dabceb (このIDを非表示/違反報告)
ひでみん(プロフ) - りりーさん、中々いい事言うわ(笑) (2014年2月8日 1時) (レス) id: 5e098d8614 (このIDを非表示/違反報告)
Luna(プロフ) - ともさん» ともちゃん♪感想ありがとう!! (2014年1月30日 21時) (レス) id: 9794dabceb (このIDを非表示/違反報告)
とも - 設定がいいわあ!次が楽しみー (2014年1月29日 19時) (レス) id: 4f5cef5ee4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Luna | 作成日時:2014年1月13日 22時

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