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【P】フェリーで ページ3

目が覚めた時・・少しだけ頭が痛かった。

飲みすぎた・・・

俺はゆっくりとからだを起こして
枕元に転がっていたミネラルウォーターの瓶を手に取った。


明日は日本に帰る・・・

時間に追われることもなくゆったりとした気分で過ごすことができた。

東京では考えられないことだ。

たった一週間のNYだった。

でもそれはとても充実した一週間だった。



昨日の夜はブルックリンにある有名なクラブに行くことになっていた。

「ホテルまで迎えに行くよ。」
そう言う友人の言葉を断って俺は一人でクラブへ向かった。

ハドソン川をフェリーで渡ってみたかったから。

フェリーに乗ってすぐに2階のデッキに上がった。
予想していた通り誰もいなかった。

夜景なんて東京でも見慣れているはずなのに
ニューヨークの夜景と東京の夜景はやっぱり違うよな・・・

そんな事考えてた。


「あっ!!」

女性の声がした。
日本語?

振り向いたその時
何かが俺の耳をかすめた。

それがスカーフだっていうことに気がつくまでに0.1秒くらいかかった・・・

掴めると思って左手を伸ばしたけど間に合わなかった。


「すみません」
俺が言うのと同時に女性も同じ言葉を発した。

その女性はやはり日本人だった。

悲しげな顔をして暗い川面に目をやった。


「手が届かなかった・・・」

なんだかこのいい方・・言い訳っぽいよな

もっと気が利いたこと言えなかったのかよ

今更ながらそう思った。



窓の外には灰色の空が広がっている。

雪が降るかもしれないな・・・

セントラルパークを見下ろしながら
俺はぬるくなったミネラルウォーターを一気に飲み干した。

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Luna - 実はリリーさんの事結構観察してますのん(笑) (2014年2月11日 1時) (レス) id: 9794dabceb (このIDを非表示/違反報告)
ひでみん(プロフ) - りりーさん、中々いい事言うわ(笑) (2014年2月8日 1時) (レス) id: 5e098d8614 (このIDを非表示/違反報告)
Luna(プロフ) - ともさん» ともちゃん♪感想ありがとう!! (2014年1月30日 21時) (レス) id: 9794dabceb (このIDを非表示/違反報告)
とも - 設定がいいわあ!次が楽しみー (2014年1月29日 19時) (レス) id: 4f5cef5ee4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Luna | 作成日時:2014年1月13日 22時

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