入れ替わり(2)

スキャンダル(亮side) ページ47

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今日の恋愛報道を見て
俺は本当だったらどうしよう…と
睦月に真相を確かめられずにいた…。

すると

『おはよーございまーす
今日も よろしく お願いします！』

と何事もなかったかのように
レッスン室に入ってきた
睦月を見て少しビックリした。

睦月を見るや否や

「おい、大々的に出てたな！」
「どうなんだよ？」「付き合ってんの？」
「桐谷美玲ちゃんファンなのにー！」
「ずりぃぞ！」「睦月が他の女の物に…(涙)」
「桐谷美玲ちゃんとか、羨ましー！」
「おめでとー！」「おい、いつからだよ？」
「結婚ってマジかよ？」「お似合いだぞー！」

などと皆
睦月の周りに集まり
食い気味に質問したり
祝福の言葉を述べたり
はたまた、悲しんだり…

俺も睦月の真相が気になり
気が気じゃなく聞き耳を立てていた。

『あー、もう！うっせーわ！
俺は聖徳太子じゃねーから！
あと、美玲とは付き合って無い、以上！』

航「ん？じゃあ
桐谷美玲ちゃんは何なの？」

『ん？美玲？
美玲は親友だけど？』

広「えー、うっそだー睦月くん
それは無理があるでしょ〜(笑)」

『嘘も へったくれもねーよ』

通「あんな可愛い子といて
何も無いとか男 失格だろ(笑)」

『え、通くん…ってか
皆も男女の友情は無い派？』

通「んー、無い事は無いけど…」

庄「せやんな！
あんな可愛い子と何も無いとか
それこそ無いやろー！！」

『確かに美玲は可愛いけどさー
全く異性として見てないよね(笑)』

吉卓「マジかよ、あんな可愛い子…」

『美玲と付き合うなら
庄汰と付き合うわ(笑笑)』

庄「えっ、やだわ
ボク、どうしようかしら
睦月なら…ボク、えぇよ…んー」

と、口をすぼめて
キス待ちをする庄汰に

『あ、それはマジでキモいわ。』

と真顔で冷たくあしらう(笑)

庄「なんやそれー！
俺の乙女心を弄びやがってからにー！」

『「「「あははは(笑)」」」』

壮「けど、本当ないの？」

塁「2人っきりでいたら
なんか、こう…なったりとか…」

『うん、無いな〜(笑)
例えるならさ、自分の姉貴や妹を
女として見ないじゃん、普通。
姉ちゃん…ってゆーか歳上だけど
妹っつーか…んー、なんかねー
そんな感じなんだよね、美玲とは』

そう言うと、皆 渋々納得していた様だった。

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