【赤葦京治】君にどうしても分かって欲しいの。【ハイキュー!!】

君との距離*49* ページ5

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もう、嫌だ。

逃げ出したい。

許されるならばみんなを集めて「俺がやりました!!」って言いたい。

許してもらえないと思うが、今すぐにでも謝りたい。

俺だって初めは凄く乗り気だった。
「やっとAが手に入る……」って思ってた、のに!!


合宿であったAにはやはり彼氏が居た。

赤葦とは違う人だった。

どちらにせよ俺はその人が憎くて、憎すぎて顔は全く見なかった。


でもバレーの試合ではやっぱり誰がどのポジションかを知らなきゃならない。
そいつの背番号は７でウィングスパイカー。



憎い。こんなんじゃ俺はあいつを振り向かせれない。





でも、約束してしまった……



梟谷の掲示板で知り合った人。

お互いにAが好きで、バレー部。


この人と手を組んでAと彼氏を別れさせるというものだった。


でもやる気をなくした。

少し前に元カノの美優と出会い、脅迫していた。

そんなことも馬鹿らしく思えた、のに。


今日、Aに会いたいと思い、梟谷のマネージャー室へ行くと美優が手帳に俺の事を書いていた。


流石にばれるとヤバい。と言ってまた脅迫しようとした。


でも、美優は怯えなかった。


美優「アンタに脅迫されても、私はやめないから。こんなの絶対間違ってる!!」



うるさい、俺だってそう思ってたとこなんだよ!!


口論になり、美優は部屋の非常ライトを持って殴りかかって来た。


でもその動くは鈍かったから、俺がそれを奪い







ゴンッ





力加減を忘れて、思いっきり。



美優「ったぁ……!!このッ」


俺は殴られたくなかったから殴り続けた。


すると動かなくなった。


殺してしまったのか……?

俺は悪くない!!コイツが襲ってきたから抵抗しただけだ!!


小学生のような言い訳を考えながらその場を離れた。



そして、何事もなかったかのように皆の所へ行く。




「わっりぃ、トイレ長引いた!!」







俺は、梟谷のバレー部と言う名の人は誰かは知らない。

でもなぜここに居ると確信できるのか。



ヴーッヴ―ッ



「【梟谷のバレー部さん】」




メアドを交換していたから。



「上手く行ったよw七瀬涼花の声もゲット♪
これで多分この計画も上手く行く!!」





??「お前はいったい何者なんだ……!!」

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