【赤葦京治】君にどうしても分かって欲しいの。【ハイキュー!!】

君との距離*最終回* ページ37

赤葦「……はぁ〜」


寒い。やはり12月だからだろうか？


久しぶりに梟谷の前に来た。


あの日からもう4年たったんだな……


A、約束覚えてるかな……Aなら忘れてそうだ笑


赤葦「……」

携帯の画面を見る。


ホーム画面は、高校の合宿で取った集合写真(の一部)

たまたま位置が隣だったから、少し細工してツーショットっぽくした。


我ながら依存しすぎだ。



A「おーい!!」

赤葦「A……」

A「メリークリスマス!!はい、プレゼント!!今から何処行くー?」

赤葦「ありがと。俺からのは最後に渡すよ。」

A「ちょっとなにそれーw大学違うから久しぶりに会うってのに焦らしてw」



22歳になった俺は、早稲田大学政治経済学部。

21歳のAは上智大学法学部。



そんなAは



A「あっ本屋!!京治、本見ていい?」

赤葦「うん、いいよ」

A「いぇーい」



可愛い


A「今日は楽しかったねー!!最高のクリスマスだよ!!」

赤葦「俺もwあ、コレ。プレゼント」

A「おおっ開けていい!?」

赤葦「うんw」



俺の




A「えっ//」

赤葦「うん、俺と









結婚してください。」


A「〜ッ//ば、バカ!!当たり前じゃん!!///」





婚約者です。





〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

A「私……!!ずっと敬治のこと好きだった!!
もう、気付いてくれないて……叶わないって思ってた。

私、凄く嬉しい!!」

赤葦「じゃあ……!!」

A「でも……」





A「私、また別れるんじゃないかなって……恐いんだ。」

赤葦「……ッ」

A「私、もう分かれる経験したくないの。だから……赤葦「じゃあ!!」……?」

赤葦「じゃあ、俺は絶対にAを捨てない!!嘘じゃない!!絶対に!!信じてくれ。でも、もしAが嫌になったら別れてくれても構わない。

でも、俺から別れるとは絶対に言わない!!大学……大学生の時のクリスマス、俺はAにプロポーズする。約束だ!!」

A「あ、かあし……」


A「うん、分かった。これからよろしくね、"京治"」




〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


A「……ふふっ」

赤葦「?何?」

A「いやー?」




本当に覚えててくれてたんだね、京治。


A「京治、大好き。」

赤葦「A、愛してる。」



京治、やっぱり貴方を一番





A、やっぱり君を一番






『愛しています』





END

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