君との距離*78* ページ35
どきんっ
と胸が高鳴る。
これは久しぶりに会ったから、と
自分に言い聞かせる。
A「何の用?」
赤葦「言いたいことがあるんだ。」
A「……ここじゃ、無理?」
赤葦「無理、かな……?」
A「……入って。」
なんでこんなにドキドキするんだ。
ほんっと、意味分かんない。
赤葦「久しぶり、だね。」
A「うん。」
A「その……来てくれて、ありがと?」
何言ってんの、私!?!?
勝手に口動いた!?
赤葦「なんか素直だね……//」
A「別に!?って用って何!?」
赤葦「あぁ、学校来ないのかなぁって?」
A「今頃?」
赤葦「今頃」
赤葦「三年生、引退してさ、今俺と尾長しか居ないんだ。中山は戻る気配もない。
力を貸してくれないか?」
なんなのよ、それ。
私はただ猫の手も借りたい感覚で言われてるわけ?
美優が戻ってくれば、それでいいの?
A「……」
赤葦「それは、違う。ならなんで俺は一年を誘わないと思う?」
A「え、声出てた?」
赤葦「うん」
なんて在り来たりなんだろう……
A「さぁ……?分かんない。」
赤葦「それは、今のバレー部を……
俺を支えてほしいのが、
Aだから。」
A「ッ!!//」
赤葦「俺の気持ち、気付いた?俺はAの気持ちには気付いてたよ。コレの意味、分かるよね?」
え、つまり゛付き合って下さい゛って事だよね……?
A「……そんなに急に言われても、分かんないよ」
赤葦「うん、だから考えて?俺はいつでも学校でAを待ってる。俺さ、Aと同じクラスが良かったから特進降りたんだ。3年4組。同じクラスだよ。じゃあお邪魔しました!!」
A「あっちょまっ!!」
バタン……
逃げるように去って行った。
良かった……気付いてくれてたんだね。
ゴメンネ、遅くなって。
私も今日、君の気持ちに気づいたよ
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ワセリン(プロフ) - ヒビにゃさん» いえいえ!!いや〜嬉しいっすね//こちらこそコメント、閲覧ありがとうございました!! (2015年1月4日 9時) (
レス) id: 0927cc561d (このIDを非表示/違反報告)
ヒビにゃ(プロフ) - ワセリンさん» へ？！わわわ…！読んで下さったんですか？！大好きだなんて…！すごく嬉しいです！//ありがとうございますー！ (2015年1月4日 1時) (レス) id: cf76d56f62 (このIDを非表示/違反報告)
ワセリン(プロフ) - ヒビにゃさん» ありがとうございます!!あ、あの!!もしかして狂って晒って舞い踊れの作者さんですか!?ですよね!?自分あの小説大好きで読んでましたッ!! (2015年1月3日 14時) (レス) id: 0927cc561d (このIDを非表示/違反報告)
ヒビにゃ(プロフ) - わわ、完結おめでとうございます!!!ミステリーな感じが素敵でした(´∀`*) (2015年1月3日 0時) (レス) id: cf76d56f62 (このIDを非表示/違反報告)
ワセリン(プロフ) - うさぎさん» ありがとうございます〜!!涙が出るだなんて!!こみゅーには入らないんですか？ (2014年12月21日 0時) (レス) id: 0927cc561d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ワセリン | 作者ホームページ：http://anime.geocities.jp/kuroxkono/
作成日時：2014年11月18日 20時
