【赤葦京治】君にどうしても分かって欲しいの。【ハイキュー!!】

君との距離*72* ページ29

次の日は学校へ行った。


A「おはよー。」

「おはよー!!昨日大丈夫だった!?」

「おぉぉぉぉおおお!!Aーーー!!」


クラスに行くと、私の素顔を知らない人達が群がってくる。

A「……ごめんね、今日ちょっとしんどいからそっとしておいて?」


「え……うん、分かった。でもなんかあったら言ってね?」

A「ありがと」



怠い。

凄く怠い。

昨日いろいろありすぎて、もう疲れた。


「＿＿＿＿＿＿＿＿＿」


ガバッ

A「!?!?」



幻聴、か?


急に起き上がったせいで周りの人が驚いている。

先生「深井さん、寝ていましたね?後で職員室です。」


チッよりによって私の嫌いな先生じゃないか。

「先生、Aは朝からしんどそうでした。風邪じゃないんですか?」

「保健室行く?」


みんな、優しいなぁ……


先生「本人にその意思が無いので関係ないです。」



うっざ。



A「先生、保健室行ってきます。」

先生「授業の前に行って下さい」

A「……先生の授業を受けたかったんです、すみません」




ははっどうだ。貴様がこの言葉に弱いことは把握済みだ。←

先生「もう、仕方がないですね。大丈夫ですか?」

A「すみません」




うっしゃーw←


怠い体を無理やり動かして私は保健室へ向かった。







が、


中でヤってる。

おいおいおいおい、マジでナイわ。

ガチで私しんどいんだけど。


だから〜




ガラッ


女「!?」

男「!?」


A「あー、すみません。マジしんどいんでヤってんだったら屋上でしてください。どうせ寒くても熱くなるんだから……さ。」




え、ウソだろ。


A「涼花先輩?」

涼花「Aちゃんッ!!助けてぇっ!!」

男「うっせぇ!!お前が俺に振り向いてくれないからだ!!」

涼花「いやぁぁああああっ!!!」



ガチャッ


A「あ、職員室ですかー?生徒ですが、勝手に内線使ってすみません。実は保健室で女子生徒を襲っている男子生徒が居ます。助けて下さい。」


男「何すんだ!!テメェっ!!」

A「おうおう、殴れ殴れ。そしてそのまま激怒されるがいい。そして停学シロ。」

涼花「Aちゃん……!!ありがとう!!」

男「こんのぉ!!」


先生「大丈夫ですか!?」

A「あ、先生。あそこの男子生徒が一方的に襲っていて、女子生徒が抵抗してました。では、おやすみなさい。」



しんどい、怠い。
精神的にも今ので結構しんどい。


もう、学校なんて来たくないなぁ……

君との距離*73*→←君との距離*71*

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す