【赤葦京治】君にどうしても分かって欲しいの。【ハイキュー!!】

君との距離*66* ページ23

赤葦side



A「意味、分かんないよ……」





携帯を見ながら呟くAを見つけた。


あの後も話の内容を教えてくれない。

なんで?俺に聴かれたらダメなのか?







涼花「てかさっきなんでAちゃん場所変えたんだろー?」


食堂の途中の台所で、ふと聞こえた。


真希「さぁ?私達うるさかったかな?wそれなら悪い事したよね」

涼花「せーっかく美優ちゃんと話せると思ったのにー」









『美優』









まさか、美優が絡んでいるのか……?

それなら辻褄が合う。






清水「ご飯、できました」

赤葦「うぉっ!?あ、ありがとうございます」

清水「食堂で待ってて。」

赤葦「はい」





無言でその場を去る。



清水「……」







清水side





赤葦、京治君。



梟谷高校二年、バレー部副主将。




去年の合宿で会って、一目惚れ。



こんな事言っちゃダメだけど、美優って子が彼女らしいけど赤葦君はAちゃんが好きなんだと思う。

それにAちゃんと赤葦君は両想い。

本当に赤葦君が好きなら……私は本当に赤葦君が好きだからこそ、赤葦君の恋を応援する。









ねぇ、美優ちゃん。

貴女の気持ちは分かるけど、それで赤葦君を縛るのはよくないと思うよ?




なんで分かるかって?
そんなの、Aちゃんの反応で大体想像が付くわ。


それに









美優「誰にも、とられたくないんだよね〜」




貴女がAちゃんが居ない所で呟いた言葉、私聞いてたから。

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