【赤葦京治】君にどうしても分かって欲しいの。【ハイキュー!!】

君との距離*65* ページ22

prrrrrr



A「すみません、電話が……」

涼花「良いよー此処でしちゃいなよ!!」

A「すみません……」


今日は平和に一日が終わり、夕食の用意をしている時だった。



『072-000-1234』






誰だろう＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿



A「はい……」

「あ、あの、深井Aさんですか?」

A「あ、はい。」

「私だよ、美優。」

A「え、美優!?」

涼花「え!?」

真希「元気そう!?」





美優「うるさい＿＿＿＿」

A「へ?」

美優「うるさい、場所変えて。」

A「あ、うん。え?」

美優「早く」




あれ、美優ってこんな性格だっけ＿＿＿＿＿＿ ?



A「もしもし?場所変えたよ!!」

美優「あぁ、あのさ、犯人分かった?」

A「え、あぁ、二口君と木葉先輩でしょ?」

美優「分かってたの、なら話が早い。









赤葦、取らないでね。じゃ。」





プーップーップ―









・









・









A「……意味、分かんないよ。」


確かに赤葦を取られるのが嫌なのは分かるけど、私は基本的に赤葦の愚痴しか言っていなかったはず。


それなのに、この合宿での出来事をまるですべて知っているように……






そう思うと私は恐怖を抱いた。









赤葦「あれ、どうしたの?」

A「あ、かあし」



この事を、話していいのか。




赤葦「電話?」

A「うん、今終わった」

赤葦「ふーん?」







やっぱり、言っちゃダメだよね。

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