【赤葦京治】君にどうしても分かって欲しいの。【ハイキュー!!】

君との距離*46* ページ1

A「え……?」



みんなの冷たい視線を感じる。


二口「……どういうことだ?」

赤葦「みなさんどうしたんです?」


及川「どうもこうも、さっき美優ちゃんからメールがあったんだよ。」


美優から?

嘘、美優って携帯忘れて言ってなかったけ?


岩泉「読んでみろ。」

そう言って岩泉さんが自分の携帯を投げる。


一斉送信……?


美優は皆とメアドを交換してたの……?


そう思いながらも美優から来たと言われるメールを見る。




To:バレー部の皆さんへ
sub:犯人の正体と思われる人の事です。
本文：
私、殴られて病院に搬送されました。

殴られて、血が出過ぎて運ばれました。


その、私が殴られてるときに幽かに見えたんです。



多分、深井さんです。





A「……は?」

二口「お、俺にも見せて!!」

A「わ、私っずっと皆さんと居たじゃないですか……」

木兎「お、俺も信じてぇよ……でも本人からメールが来たんじゃ……」


なによ……やっぱり人なんて信用するもんじゃない。

孤爪「俺はAはやってないと思う。」

A「……ぇ」

日向「お、俺も!!」

影山「俺もっス。」

西谷「……俺達もだよな!!龍!!」

田中「おう!!」

木葉「俺も忘れんな!!」





A「……なんで?」

木葉「なんでも、このメールが本当に中山から送られてきたとは限らないだろ?
それに俺、中山の携帯が此処に置いて行かれてたこと知ってるし。」


A「あ、秋君……!!」

赤葦「……俺も深井に着きます。美優のいつものメールの書き方と少し違いますからね。
それに、美優がなんでみなさ案のメアドを知っているのか、不思議に思いませんでした?」


及川「……俺はメアド交換したけど?」

岩泉「及川が教えたんじゃねぇのか?」

及川「うん、岩ちゃんのは教えた。」

岩泉「で?二年と一年はどうなんだ。」



そう聞くと、皆が黙る。





A 「ハハッ皆もっと常識的に考えなよ。さっきも私言ったじゃん。

もういい、私を信じてくれた人たちとしか私もう関わりたくない。けどここは合宿だし……

必要最低限の事以外は喋りかけないで。
私、今凄くイラついてるから……落ち着いたらまたいつものように喋りかけてやってよ。」




木葉「……俺、練習の時以外はAと一緒に居るわ」



バタン









絶対に、この犯人をとっつかまえてやる……!!

お騒がせしました。*→

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