君との距離*9* ページ10
A「・・・・・・は?」
美優「だーかーら、私ね、男バレのマネージャーしようと思うんだ!!んで、一緒に入ろ?」
A「嫌だ!!!」
人生で初めて恋をした美優。
勿論親友だから、応援したいと思ってる。
でも、だからと言ってなんで僕まで男バレに入らなきゃなんないんだ!!!
A「いーやーだーっ!!!!」
美優「おーねーがーい!!!」
A「口調真似しないで!?」
美優「あー、もう!!今日だけ!!」
パンっと手を合わせ、僕の前で土下座する。
A「あ"ーっ!!もう分かったよ!!今日だけだからね!!」
美優「えっへへ〜♪ありがとー!!!さ、アカシ君に会いにいこー!!」
A「赤葦ね。」
僕は渋々頷いた。
何故僕がこんなにすぐ折れるかというと、美優は僕が嫌がる頼みはすぐ諦めてくれる。
でも、今回は僕が承知するまで美優は諦めなかった。
美優は本当に赤葦が好きになったんだろうなぁ……
僕は荷物をサッと纏め、美優と第二体育館に向かった。
美優「こ、こん、こんにちは!!!なな、な、中山美優でしゅ!!!です!!!」
顧問と思われる先生が集合をかけ、美優と僕の自己紹介が行われた。
美優も僕も今日は見学という形で来ているからだ。
顧問「じゃ、深井。自己紹介。」
A「どーも。深井Aです。この前はすみませんでした。」
美優は頭に?を浮かべていたが、他の人たちは「全然いいよー」と声をかけて下さった。
顧問「質問がある人ー」
きっと誰も居ないだろう。
そんなことを思い、チラッと赤葦を見る。
A「ぁ……」
赤葦はポーッと頬を少し染めながら美優を眺めていた。
ズキンッ
仕方ないよ、ね。
良かったじゃん、美優。
赤葦が昼休みあんなことしたのだって遊びだったんだ。
あ、目の前が霞んできた。
思わず涙が零れそうになったので、欠伸の振りをしてさりげなく涙を拭う。
木葉「はーい」
顧問「木葉。」
木葉「俺、Aちゃんに一目惚れってのしました!!!」
え……??
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夜祁@夜ト様マジくそイケメン(プロフ) - あみさん» ありがとうございます!!明日帰ったら更新します!!! (2014年10月15日 23時) (レス) id: 7397bc136f (このIDを非表示/違反報告)
あみ(プロフ) - ワセリンさん» ハイ!頑張って下さい!!!応援してます! (2014年10月14日 22時) (レス) id: af60eaf7c9 (このIDを非表示/違反報告)
ワセリン(プロフ) - まめさん» ありがとうございます!!ってえ!?うわー、間違えてますねwご指摘ありがとうございます!!助かりました!! (2014年10月14日 20時) (レス) id: 0927cc561d (このIDを非表示/違反報告)
ワセリン(プロフ) - あみさん» でっすよねー!!ww赤葦マジイケメン!!ありがとうございます!!これからも頑張りますね!! (2014年10月14日 20時) (レス) id: 0927cc561d (このIDを非表示/違反報告)
まめ(プロフ) - おはようございます、赤葦さん大好きでこのお話も更新楽しみにしています! ちょっと気になったので…看護士となっていましたが、正確には看護師ですね(笑) 続き楽しみに待ってます! (2014年10月14日 7時) (レス) id: 7de49fc142 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夜祁 | 作成日時:2014年9月23日 16時