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君との距離*4* ページ5

A「え、何方ですか・・・・・・?」


コイツは馬鹿か、初対面の振りをしておけば良いものを……

僕は知らない、こんなやつ。


赤葦「はぁ?俺を忘れたの?」


案の定、周りはザワザワしている。

すると木兎先輩が僕たちに聞いてきた。


木兎「な、なぁ、まさか赤葦が言ってた元カノって……?」


はぁ!?そんなこと言ってたの!?

赤葦「いや、違います。深井さんとは中学の時大喧嘩した人です。」


と、鋭い目付きで僕を見た。


ズキン……


木葉「え……Aちゃんが赤葦と大喧嘩……?こ、怖いね……」

木兎「すっげーな!!で、どっちが勝ったんだ!?!?」


変に勘違いされている僕はだんだん恐くなってきた。


「おい、ブス!!ここ掃除しろよ!!」
「うわー、くっさーw」
「私の漢字ドリル捨てたの、深井でーす!!」


何故か小学校の記憶が出てきた。


特に悪口を言われている訳では無いのに、グサグサと勘違いが胸に刺さる。



そして……



赤葦「それに、俺の元カノはもっと美人です。」



ぐさっ



A「そ、だよ……僕なんか……僕なんか………」


木兎「お、おい赤葦。今のは言い過ぎじゃ……」


僕なんか、不細工だもんね。初めっから彼女じゃなかったんだね。


木葉「……え?」

A「え……」



やばっ声に出てた!!


赤葦「はぁ?何いってんですか。俺はアンタのことが好きになった事なんてありませんけど。」


……………









僕は、元から嫌われてたのかな?


もう、訳分かんないよッ!!!


A「僕と別れてすっごく美人な人と付き合ってたよね!!その人が本命だったんでしょ!!??ぼ、僕は本当に君が好きなのに!!それに僕たち喧嘩なんて一回もしたことないよ!?嘘つきッ!!」


唖然とする空気の中、僕は木兎さんの腕を引っ張って学校を出た。

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夜祁@夜ト様マジくそイケメン(プロフ) - あみさん» ありがとうございます!!明日帰ったら更新します!!! (2014年10月15日 23時) (レス) id: 7397bc136f (このIDを非表示/違反報告)
あみ(プロフ) - ワセリンさん» ハイ!頑張って下さい!!!応援してます! (2014年10月14日 22時) (レス) id: af60eaf7c9 (このIDを非表示/違反報告)
ワセリン(プロフ) - まめさん» ありがとうございます!!ってえ!?うわー、間違えてますねwご指摘ありがとうございます!!助かりました!! (2014年10月14日 20時) (レス) id: 0927cc561d (このIDを非表示/違反報告)
ワセリン(プロフ) - あみさん» でっすよねー!!ww赤葦マジイケメン!!ありがとうございます!!これからも頑張りますね!! (2014年10月14日 20時) (レス) id: 0927cc561d (このIDを非表示/違反報告)
まめ(プロフ) - おはようございます、赤葦さん大好きでこのお話も更新楽しみにしています! ちょっと気になったので…看護士となっていましたが、正確には看護師ですね(笑) 続き楽しみに待ってます! (2014年10月14日 7時) (レス) id: 7de49fc142 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:夜祁 | 作成日時:2014年9月23日 16時

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