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君との距離*39* ページ40

赤葦「……」

二口「……」

黒尾「なーんかキモチワルイな。」

研磨「……うん。」


矢巾君の話が終わって、皆も困惑している。

木兎「なぁ、その犯人ってさ、矢巾じゃねぇの?」








え?


赤葦「なにいってんですか、木兎さん。」

木葉「そうだぞ、そんな事言うな。」

木兎「でもよぉ、実際矢巾以外誰もそのこと知らなかったんだろ?」



その言葉で皆が黙る。


矢巾「え……ちょ、やめて下さいよ。」

及川「そうだよ、外部の人かもしんないじゃん。」

黒尾「外部の人が急に赤の他人を鈍器で殴るか?それにここは今貸切状態だ。俺達以外誰も居ない。」



そうだ。此処は公共施設で、市が経営する合宿専用の施設。

申請すれば時間はかかるものの貸切れる。


国見「矢巾さん……?」

矢巾「だから俺じゃないってば!!!」

茂庭「じゃあ他に誰が出来んだよ?」

A「ならアンタらはなんで矢巾君を信じようとしないワケ?」






木兎「え……?」

A「一人の人によってたかってみっともない。見てらんないよ。」


私がそう言うと、秋君が私に慌てて言ってきた。


木葉「A!!落ち着いて!!」

A「落ち着こうも落着けないよ。なんなのさ、秋君と及川先輩と赤葦はまだしも他の人達なんなの?

一緒にバレーさっきまでしてたじゃん。さっきまでコートの向こうで同じように仲間と繋いでたじゃん。仲間だったじゃん。

なんでそんな直に人を裏切れるのかな?そういう風に人ってできてるのかな?いや、違うよね?









その人が弱いだけだよね?」

影山「なっ!!」

田中「なんですとゴラァ!?」


A「実際そうじゃん。周り見てみなよ、三年生みたいにちゃんと自分を改めてる人は何にも言ってないでしょ?」

田中「……」

影山「……ッス」

A「分かったんなら矢巾君に謝っておきなさい。」



私はそれだけを吐き捨てて、自室に戻った。


誰も信じれないから、どっちの肩も持たずに考える事が出来た。




これ、いいことなのかな?

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夜祁@夜ト様マジくそイケメン(プロフ) - あみさん» ありがとうございます!!明日帰ったら更新します!!! (2014年10月15日 23時) (レス) id: 7397bc136f (このIDを非表示/違反報告)
あみ(プロフ) - ワセリンさん» ハイ!頑張って下さい!!!応援してます! (2014年10月14日 22時) (レス) id: af60eaf7c9 (このIDを非表示/違反報告)
ワセリン(プロフ) - まめさん» ありがとうございます!!ってえ!?うわー、間違えてますねwご指摘ありがとうございます!!助かりました!! (2014年10月14日 20時) (レス) id: 0927cc561d (このIDを非表示/違反報告)
ワセリン(プロフ) - あみさん» でっすよねー!!ww赤葦マジイケメン!!ありがとうございます!!これからも頑張りますね!! (2014年10月14日 20時) (レス) id: 0927cc561d (このIDを非表示/違反報告)
まめ(プロフ) - おはようございます、赤葦さん大好きでこのお話も更新楽しみにしています! ちょっと気になったので…看護士となっていましたが、正確には看護師ですね(笑) 続き楽しみに待ってます! (2014年10月14日 7時) (レス) id: 7de49fc142 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:夜祁 | 作成日時:2014年9月23日 16時

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