【赤葦京治】君にはどうせ、分かんないよ。【ハイキュー!!】

君との距離*37* ページ38

美優side


コートを立て終わり、私はある事を調べていた。


それは【あの人】の事。

あ、【あの人】背番号……まぁ、書いておいて損はないよね。


なんで私が【あの人】について調べているかと言うと、どうしても気になって仕方ないことがあったから。

こうやって調べたら答えが見つかるかもしれない……!!

先ず、なんであそこまでAに執着するのかという事。

それと、どうやって私たちの部活を知ったか、だ。


何故それが分かるかと言うと、私に【あの人】がAとの関係を崩させた時の事。

もしあの人が近いうちにAに会う予定が無いのなら、仲を崩す意味がない。

つまり、近いうちに会う事が分かっていた可能性が高い。

実際に今、この合宿で対面した。









じゃあ、誰かが情報を漏らしている……?


美優「……よし、書けた!!」

??「なにしてんの?」

美優「!!」


どうしよう、【あの人】に見つかった!!

??「なんで俺の事書いてんの……コレ没収ね。」

美優「や、やめて!!」


折角あそこまで書いたのに!!


美優「返してぇええええええ!!!!」





ガンッ


美優「い゛ったぁ……」

??「＿＿＿＿＿＿＿＿＿」









??「今の君がAにこれを教えたところで、Aは信じてくれないと思うよ……?」









そうだね、親友じゃないって……友達じゃないって言っちゃったもん。


ねぇ、









私にAを助ける術は無いの……?



そこで私は完全に意識を失った。

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