【赤葦京治】君にはどうせ、分かんないよ。【ハイキュー!!】

君との距離*33* ページ34

合宿当日



A「……おはよ、秋君。」

木葉「ッ!!A!!本当にごめんな?俺が好きなのはAだけだから……」

A「……そ。」

木葉「……?」


どうせ口実なんじゃないの?


本当は私なんか好きじゃないんじゃないの?

赤葦と同じように捨てるんでしょ？



木葉「……不意打ちだったから……って言い訳だよな、ごめん。信じてほしいんだ。」

そこでハッとした。

そうだ、信じなきゃ……!!

A「あ、うん。良いよ?気にしてないし!!」

木葉「本当にごめん……」

木兎「??お、赤葦ー!!」


向こうの方から赤葦が走ってきた。


赤葦「はぁっはぁっ皆さん、遅れてすみません!!」

美優「……すみません……」



勿論美優も居た。

でも、どこか元気が無さげで目の下にクマが出来ていた。

美優「……」

涼花「美優ちゃん?どしたの?」

真希「そだよ、いつもAちゃんloveじゃん?」

A「……」

涼花「?」


すると、木葉先輩が前に出て「気にしないで。」と言った。



バスの席も、最前列の私と秋君。
最後列の美優と赤葦。


バスの中もなんとなく騒がしい。

微かに私の名前も聞こえるからどうせあの話題だろう。






秋君は私の方に頭を乗せて爆睡中。


だんだん私も眠たくなって、瞼を閉じる。



次目を開けるとそこは合宿場だった。

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