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君との距離*18* ページ19

夢を見た。






二年前の僕が、母さんと父さんと笑いあって幸せそう。


隣にはまだ少し幼い赤葦も。


赤葦「ぼ、僕、Aが好きだよっ!!」

A「『私』も!!!」



この頃は、普通だった。


そう、丁度この時期だったかな?





A「じゃーね、京くん!!」

赤葦「うん!!またねっ!!」


とある道の分かれ目。


僕は赤葦と分かれなければならない。



「ねぇ、Aちゃん。」



不意に呼ばれた名前。

振り向くと、中三の先輩が立っていた。


A「宮田先輩?」

宮田「覚えててくれたんだねぇ!!俺、嬉しい。」


そして近寄り、僕のお腹を蹴った。


A「がっ!?」

宮田「Aちゃんさぁ、俺の彼女をよくも殴ってくれたなぁ……?」

A「あ、たし知りません……うっ」

宮田「シラを切らないでくれるかなぁ?瑞波(ミズハ)が嘘吐く訳無いでしょ?バカなの?」



瑞波は中二の女子で、美人で有名。



でも、その子は凄い遊び人だった。


そんな瑞波の次のキニナル人が赤葦だった。


きっと僕が別れるまで追い詰めるのだろう。



そうやって2か月くらい、誰にも相談せずに過ごしていた時には既に一人称が『僕』になっていた。


心配した母さんが、精神科へ連れていった。


医者は二重人格、といったが僕には記憶がちゃんとあるため、まだ分からないと言われた。




さらに2ヶ月。



赤葦は瑞波と付き合った。


僕は応援した。


そして、高校。









両親が、死んだ。


他国の食品会社の商品に含まれていた毒だった。




僕はその日、風邪でお粥を食べていたため死ななかった。



そして、もう一度事が済んで精神的にも不安定だったため医者へ行った。

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夜祁@夜ト様マジくそイケメン(プロフ) - あみさん» ありがとうございます!!明日帰ったら更新します!!! (2014年10月15日 23時) (レス) id: 7397bc136f (このIDを非表示/違反報告)
あみ(プロフ) - ワセリンさん» ハイ!頑張って下さい!!!応援してます! (2014年10月14日 22時) (レス) id: af60eaf7c9 (このIDを非表示/違反報告)
ワセリン(プロフ) - まめさん» ありがとうございます!!ってえ!?うわー、間違えてますねwご指摘ありがとうございます!!助かりました!! (2014年10月14日 20時) (レス) id: 0927cc561d (このIDを非表示/違反報告)
ワセリン(プロフ) - あみさん» でっすよねー!!ww赤葦マジイケメン!!ありがとうございます!!これからも頑張りますね!! (2014年10月14日 20時) (レス) id: 0927cc561d (このIDを非表示/違反報告)
まめ(プロフ) - おはようございます、赤葦さん大好きでこのお話も更新楽しみにしています! ちょっと気になったので…看護士となっていましたが、正確には看護師ですね(笑) 続き楽しみに待ってます! (2014年10月14日 7時) (レス) id: 7de49fc142 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:夜祁 | 作成日時:2014年9月23日 16時

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