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その１０５。 ページ3
大野さんが風呂に入ってる
時雨さんは晩飯をどうしようかとキッチンをウロウロと
貴：櫻井〜、どうしよ。カップ麺しかないや
翔：あ、大丈夫だと思いますよ？
貴：そばとラーメンとうどんと焼きそば、どれ〜？
翔：そばで！
しばらくすると時雨さんが封を開けたカップのそばとうどんを手に
ゆっくりと戻ってきた
貴：お湯が沸くまで少し待っててね
翔：ありがとうございます
貴：はいよー
時雨さんがオレの目の前にそばを置いてくれる
その手が・・・
翔：っ！？
貴：わっ！びっくりした…
翔：怪我してるじゃないですか…
貴：あ、ホント？
翔：そこ座ってください
前に松潤とニノと時雨さんが怪我した時に
救急箱があるのを確認していた
彼女の隣のソファに腰を下ろして消毒液と綿と包帯を取り出した
貴：包帯、巻くほどじゃないよ？
翔：いーや、巻くべきですよ
有無を言わさず彼女の傷に消毒液をかけていく
少し滲みるのか大人しくなる
翔：犯人。そんなに強い奴だったんですか？
貴：いや、ちょっと怒り任せに…
少しバツが悪そうに笑った
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作者名：うがいましろ | 作成日時：2018年1月31日 17時
