9両目 ページ10
「ジャッジさーん、新人さん連れてきたで。」
ジャッジさんと呼ばれる人物はライトブルーの髪色をしていて、たくさんのバチュルたちと戯れているところだった。
「はーい。クラウドさんお疲れ様ですー!
Aちゃんはじめまして!ボクはここで卵と孵化したポケモンの育成、管理をしてるジャッジでーす!
厳選のお手伝いと、型落ちしたポケモンの“処分”もしてるよ。」
“処分”?
処分と聞いて嫌な予感がした。
少し顔を歪ませてしまっていたのか、酷いことはしないんだよ!?と、慌ててジャッジが付け足した。
「バトルに向いていない子を、日常のほどんどがバトルな施設で生活させてもかわいそうだし、ポケモンに権利なくなっちゃうからね。
希望登録してくれてる家庭やポケモントレーナー、職場や施設へ無料でお譲りしてるんだよ!
みんなかわいがってくれるんだあ!」
「そ、そうなんですね!よかったです…。」
一安心したAを見て、クラウドもジャッジも自然と笑みが溢れる。
バチュルたちもAが心優しいトレーナーだと分かったのか、くっついたり、構ってアピールをしたり、すりよせたりしていた。
「ほんじゃAちゃん、ジャッジさんに協力してもらいながらAちゃんの性格に合う子、バトルできそうな子を選んでな!
俺は自分の持ち場に戻りますわ。
事務仕事、大変やろ?今から俺が片してくるな!」
「いいんですか?ありがとうございます!」
ひらひらと手を振りながらクラウドは立ち去った。
ジャッジとAも手を振り返した。
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黄々(プロフ) - 黒曜楼乱さん» コメントありがとうございます。迷いに迷いましたっ…!これからも応援よろしくお願いします! (2022年3月26日 20時) (レス) id: 508fa87563 (このIDを非表示/違反報告)
黒曜楼乱(プロフ) - ノボリオチ…だと!?!?最高ですありがとうございます!!応援してます!! (2022年3月26日 15時) (レス) @page39 id: 7e59e19b9f (このIDを非表示/違反報告)
黄々(プロフ) - 眠い羊ちゃんさん» コメントありがとうございます。恐縮です。好きになってくださってありがとうございます! (2022年3月12日 16時) (レス) id: 508fa87563 (このIDを非表示/違反報告)
眠い羊ちゃん(プロフ) - この作品大好きです!更新楽しみにしています! (2022年3月12日 0時) (レス) @page26 id: 0bb018741b (このIDを非表示/違反報告)
黄々(プロフ) - カミツレ味噌五郎さん» コメントありがとうございます。大変嬉しいです!これからも頑張りますのでよろしくお願いします。 (2022年3月11日 22時) (レス) @page24 id: 508fa87563 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黄々 | 作成日時:2022年2月25日 11時