20両目 ページ21
昼食後、黒ボス白ボスと共にスーパーマルチトレインへ乗り込む。
この車両では2人で2体ずつのポケモンを繰り出して挑戦者と戦う方法、
タッグバトルが起用されている。
今回のAのパートナーは、教育係としてお世話になっているカズマサだ。
天然ボケキャラでお馴染みの彼。バトルしている様子はまだ見たことがないが、普段お世話になっている上司と共闘できるということで
楽しみにしている。
「今乗車しているチャレンジャーはね、最近勢いのある若いトレーナーたちなんだ。」
「まだ10代前半なんだとか。
馬力がありまして、非常に手応えのある相手でございまし。」
10代前半。Aがポケモンバトルに明け暮れていた頃と同じくらいの歳だ。
その若いトレーナーとぜひとも戦いたくてうずうずしていると、
クダリが補足した。
「その子たち、きっとここまで辿り着けるよ。なんだか最近、調子が良いみたいだから！」
「そうですか。それは楽しみです！」
ついに挑戦者が5両目を突破し、いよいよ6両目へやって来る。
Aとカズマサはバトルフィールドである車両の真ん中に並んで立ち、彼らを歓迎した。
「ようこそ、6両目へ！トウヤくん、トウコさん、今回もよく頑張ったね！」
「トウヤくん、トウコさん、初めまして！新入社員のAです。
私はシンオウのポケモンで主に戦います。これからよろしくね。」
2人の若いトレーナーは目つきからして強そうで、馬力もありそうで、目をキラキラとさせていた。
あの2人の見る世界は常に新しくて、刺激的で、光り輝いているのだろう。
私にもそんな時期があったな、なんて。
「お話に聞いていたシンオウから来た初の女性社員。
早速お手合わせできること、とても光栄です！こちらこそお願いします！」
「Aさんのバトルスタイルはまだまだ何もわかりませんが、
今日もサブウェイマスターまで辿り着いて見せます！」
威勢が良い。見ていて清々しい子たちだ。
午前中負けてしまったから、この勝負に勝って良い気持ちで帰りたい！
そう強く思いながら、彼の名前を呼び、ボールを投げた。
「目的地はハッピーエンド！トゲキッス！」
「頼むよ！ディグダ！」
「勝つぞ！アバゴーラ！」
「ジャノビー！お願い！」
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黄々(プロフ) - 黒曜楼乱さん» コメントありがとうございます。迷いに迷いましたっ…！これからも応援よろしくお願いします！ (2022年3月26日 20時) (
レス) id: 508fa87563 (このIDを非表示/違反報告)
黒曜楼乱(プロフ) - ノボリオチ…だと！？！？最高ですありがとうございます！！応援してます！！ (2022年3月26日 15時) (レス) @page39 id: 7e59e19b9f (このIDを非表示/違反報告)
黄々(プロフ) - 眠い羊ちゃんさん» コメントありがとうございます。恐縮です。好きになってくださってありがとうございます！ (2022年3月12日 16時) (レス) id: 508fa87563 (このIDを非表示/違反報告)
眠い羊ちゃん(プロフ) - この作品大好きです！更新楽しみにしています！ (2022年3月12日 0時) (レス) @page26 id: 0bb018741b (このIDを非表示/違反報告)
黄々(プロフ) - カミツレ味噌五郎さん» コメントありがとうございます。大変嬉しいです！これからも頑張りますのでよろしくお願いします。 (2022年3月11日 22時) (レス) @page24 id: 508fa87563 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黄々 | 作成日時：2022年2月25日 11時
