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50もや ページ6

一瞬、時が止まる。




お客さんたちは変わらず会話を楽しんでいたが、2年6組の生徒の間では、神妙な空気が流れている。








男4「Aちゃんの口から」




男5「かっこいいという言葉が出てくるとは…!」




A「な、なに?

私変なこと言ったかな…」




男6「イケメンに興味なさそうな、あのAさんが…!」








男子はかなり驚いた様子でAを見つめる。




お花畑の方々は静かにAを睨みつけ、隣のさわは目をキラキラと輝かせ、成長したねーと小声で言った。








男4「よし、女子ウケはめちゃめちゃいいみたいだな!!

よかったな赤葦!!!!」




赤葦「慣れないんだけど…」








一部の生徒は思った。


半分自己満だろ。




みんなが再び自分の持ち場に付き始め、Aとさわも午前中の前半の集計をする。




そこへ赤葦が静かにやって来て、Aの耳元で呟いた。








赤葦「ありがとう、嬉しい。

Aさんはすごくかわいいよ

じゃ。」




A「!そんなことっ…」




さわ「???」








照れる暇もなく、赤葦は立ち去った。





気のせいだろうか。



彼の耳と頬が少し赤かったのは。







さわ「ねね、何て言われたの?」




A「聞こえなかったならいい…」




さわ「ええ!?Aつん教えて〜」




A(ああぁぁーーーーー…)








そんなこと言わないでよ。




自惚れちゃうじゃないか。









教室の片隅。





Aと赤葦のやりとりを見ていたとある人物が、誰にも気づかれないよう舌打ちした。

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黄々(プロフ) - 赤葦様信仰さん» えぇー!ありがとうございます!!ぜひ!完結までよろしくお願い致します!!!! (2019年8月14日 12時) (レス) id: ce367edb84 (このIDを非表示/違反報告)
赤葦様信仰 - めっちゃいいです!完結まで、お付き合いさせてください! (2019年8月12日 21時) (レス) id: e01aa47e88 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:黄々 | 作成日時:2019年6月5日 21時

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