70もや ページ26
ああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ────
朝になってしまった…。
さあ、学校に行かなければならない。
昨日のことで頭がいっぱいで、課題や小テストのこともすっかり忘れていた。
課題は未来ちゃんに見せてもらって、小テストは5限目だし、休憩時間やお昼休みに勉強しよう。
さて、課題と小テストの回避は完璧。←
だが、昨日のことは回避できない。
あれは現実だ。
どうすればいいのか分からない。
生憎クラスも部活も同じ。
先輩マネたちからはヒューヒュー言われ、赤葦と目が合う度に気まづくなり、それに気づく部員もちらほら(特に木葉と小見)───
冷や汗かきまくりの朝練を無事(？)に終え、教室へと辿り着けば、
さわ｢ねえAちゃん、昨日の放課後の出来事、ちょーっと詳しくお姉さんに聞かせてくれないかしら？★｣
A｢……………。(オワタ☆)｣
昼休み潰れる。
ああ、お勉強できない。
小テスト不合格、居残り組確定だわこれは☆
いやいやいやいや、それどころではない。
これはまたまたお説教を食らうことになるだろう。
そして時は流れ、魔の昼休み。
さわ｢さあ、恋する乙女よ。
お説教のお時間よ。｣
A｢はい…。｣
さわ｢残念な女性の特徴！！！！
『相手から好かれているのに 一歩引いてしまい
つい思っていることとは 違うことを言ってしまい
大切にされているのに 素直に喜べなくて
甘えることも頼ることもできず 自分で頑張ろうとして
愛されていない嫌われていると 勝手に思い込んで
傷つくことを恐れて 本音を言うのを
言いたいことが言えなくて ずっと我慢している
いい子になろうとしなくていい
自分らしくいればいい』
以上！！！！｣
まるでAを言葉で表したかのように、全て彼女にぴったり当てはまっていた。
A｢それ、私のこと.......？｣
さわ｢それ以外誰がいるの！？
いい？全てはAつんの思い込み！
大丈夫、赤葦くんは優しいから、ちゃんと受け止めてくれる。
私が保証するから！！
だから、今日かま無理なら明日でもいい。明日が無理なら一週間後でも、一ヶ月後でもいい。いつでもいい。
とにかく赤葦くんに、Aつんの思いを伝えてあげて！！｣
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黄々(プロフ) - 赤葦様信仰さん» えぇー！ありがとうございます！！ぜひ！完結までよろしくお願い致します！！！！ (2019年8月14日 12時) (
レス) id: ce367edb84 (このIDを非表示/違反報告)
赤葦様信仰 - めっちゃいいです！完結まで、お付き合いさせてください！ (2019年8月12日 21時) (レス) id: e01aa47e88 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黄々 | 作成日時：2019年6月5日 21時
