パンプキン少女＆狼少年 (ページ9)

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八話家ページ9

カイ｢ねぇ～、何で丘の上に行くの？｣

そう聞くが、彼女は何も答えてくれない。
黙ってついていくしかない。
それにしても、彼女があんなに動揺している姿を見て、他の表情が見てみたいと思った。
しかし、かぶり物をしているせいで、表情が見えない。それに、どうしてかぶり物を被っているか？聞きたいけど、触れてはいけない。そんな気がした。
しばらくすると、丘の上に着いた。
彼女は、何処からか本を取り出し、唱える。
本は、パラパラと勝手にページがめくられていく。そして、本から白い光が出て、野へと落ちる。

貴方｢下がれ｣
カイ｢う、うん・・・？｣

僕は下がると、光はみるみる内に大きくなり、光がなくなると目の前に家が建っていた。

カイ｢ウソ・・・・・｣

呆然としている僕を、彼女は無視して彼女は家の中へ入っていった。

カイ｢あっ、待って！｣

家の中へ入ると、外からは狭そうな家だったのに、中が妙にデカイ。廊下も長い。

貴方｢ここ、お前の部屋な｣

そう言い、彼女は指さした。

カイ｢僕、ここに居ていいの？｣
貴方｢私が決めたから大丈夫｣

そう言い、グッと右手をグッジョブのポーズをした。どうやら、彼女自身決めていたようだ。
部屋の中へ入ると、黒と青を特徴とした部屋だった。

カイ｢ありがとう！｣ニコッ
貴方｢・・・・／／／／っ！夕食作ってくる。風呂にでも入っていろ。ここからまっすぐに行って、左に曲がってすぐの所にある｣

そう言い、彼女はリビングへ行った。