パンプキン少女＆狼少年 (ページ16)

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十四話誘拐ページ16

貴方｢やっと、見つけたと思えばこの始末か｣
？｢珍しい技だ・・・面白い・・・・！｣

それを合図に男は私に一気に近づき、ナイフを突きつける。

？｢少しでも動いたら殺る｣
リリィ「ミーシャ！」
貴方｢ちっ・・・コイツイカれてやがる・・！｣

そう言う姉貴。すると、リリィの後ろに何かが近づく。

ミーシャ「リリィ、後ろ！」
リリィ「えっ？後ろ・・・・？」

振り返ろうとするが、一つの影がリリィの頭部を殴る。「うっ・・・！？」とリリィは呻き、崩れ落ちた。姉貴は後ろを向こうとしたが、側にいた男が一気に姉貴に近づき溝内をうつ。

貴方｢うっ・・・！｣

ドサッと姉貴は地面に落ちた。男は姉貴を抱き抱え、一つの影に言う

？｢ミッドナイトタウンへ行くぞ｣
？｢・・・・・・｣コクり

そう言い残し、闇へと消えていく。私は男たちを追いかけようとしたが、コウモリによって行く手を阻んだ。
コウモリが消えていくころには、男たちと姉貴の姿はなかった。