落ち着かない ページ13
それから放課後になり、アルバスはAに会いにレイブンクロー寮に行った。
Aは寮の前にいてアルバスに気づくと満面の笑みで微笑んだ。
ア｢お待たせ｣
｢ううん。ちょっといい？｣
ア｢？うん｣
Aは杖を取りだしてアルバスに向け、目くらまし呪文をかけた。
アルバスは体全体に冷たいものがトロトロ流れていく感じがして透明になる。
｢ごめん、変な感じしちゃった？｣
ア｢いや、なんか_______すごい感じ。でもどうして？｣
｢こっち｣
Aはアルバスに着いてくるように言ってレイブンクロー寮に入っていく。
アルバスはAの行動にドギマギしつつAの後に続く。
女子｢進路指導どうだったー？｣
女子｢ていうかお腹空いた。今日の夕食何かな？｣
男子｢呪文の練習しすぎて口がトフィーみたいになってきた｣
談話室を通っているとそんな会話が聞こえてきてアルバスはみんなに自分が見えていないか少し心配になった。
そのまま談話室を抜けるとAが立ち止まり、1つ部屋の扉を開いた。
｢私の部屋。正確には私とクロエのね｣
そう、Aは自分の部屋に行こうとしていたのだ。
そのためにアルバスに目くらまし呪文をかけたわけで。
ア｢え、お、お邪魔します｣
呪文が解けたアルバスは背中に何か熱いものが流れる感覚を感じつつAとクロエの部屋に入った。
｢恥ずかしながらちょっと私のスペースは散らかってるんだけどね｣
アルバスがAのスペースを見ると机の上は何がなんだか分からないぐらい本やプリントで溢れかえっており、ちょっとスコーピウスみたいだな、と思った。
棚には爬虫類やくまの可愛らしいぬいぐるみが飾られていてアルバスは新しいAの一面に胸を高鳴らせた。
｢二人きりになれる場所見つからなくて。クロエもクィディッチの練習で夕食まで戻らないから｣
Aはベッドに座って｢急に連れてきてごめんね｣と言った。
アルバスはそこら中Aのいい匂いがして落ち着かなくなりそうだ。
わかりやすく戸惑っているアルバスにAはクスッと笑ってアルバスの腕を引っ張る。
｢落ち着かない？｣
ア｢落ち着かないよ…君の部屋なんて｣
アルバスはAを抱きしめてうるさいくらいに耳に響く心臓の音をかき消すようにAの声に集中する。
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ななや(プロフ) - のあさん» コメントありがとうございます！スコーピウスすごく可愛くて私も好きです！これからもアルバスとスコーピウスらしさを大切に頑張っていきますね♪ (5月5日 11時) (
レス) id: 1c4dcb9b3d (このIDを非表示/違反報告)
のあ - 主さんの小説大好きです！私はスコーピウスが推しなのですが、アルバス夢に出てくるスコーピウスもとっても可愛くて友達思いで最高です！応援してます(^^) (5月5日 2時) (レス) @page50 id: 2df4511353 (このIDを非表示/違反報告)
ななや(プロフ) - 譜面さん» コメントありがとうございます。そう言っていただけて嬉しい限りです⸜ ෆ ⸝ (2023年2月23日 10時) (レス) @page6 id: 1c4dcb9b3d (このIDを非表示/違反報告)
譜面 - 主さんの書くアルバス可愛すぎます。大好きです。 (2023年2月22日 23時) (レス) @page5 id: 7872d75835 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ななや | 作成日時：2023年2月19日 19時
