七十七話 ページ29
本当にどこもかしこも綺麗だな。
ス「アルバス、さわさわ触るなよ」
スコーピウスが振り向き小さな声でアルバスに話しかける。
ア「ごめん、触りたくなって」
アルバスの｢触りたくなって｣と言う言葉は周りの何人かにも聞こえたようで変な目で見るものもいれば、なぜか｢尊、え？｣みたいなことを言ってる人もいる。
ス「アルバス、君にはいつだって触らせてあげるだろ？ただ、今はその時じゃないぞ」
ア「ついだよ、ごめん」
スコーピウスはわしゃわしゃとアルバスの髪を両手で雑に撫でて再び前を向く。
ア「矛盾してるな？君は」
ス「お返しだアルバス」
顔は見えないがスコーピウスの耳が赤くなっているのにアルバスは気づいて思わず笑みが零れる。
それからマクゴナガルの話は終わり、食事が始まる。
スコーピウスは美味しそうにもぐもぐと口を動かしていて、いつもながらにかわいいな、とアルバスは思う。
ス｢明日からまた授業だ、沢山食べないとな｣
ア｢食べすぎてお腹壊すなよ。君がいないとつまらない｣
スコーピウスは目を見開いて頬を赤くする。
ス｢やだなあ、アルバス、僕休まないよ｣
ア｢ほんと？｣
ス｢ほんとだよ｣
スコーピウスは耳まで赤くなっていてアルバスはそれが可愛くて仕方ない。
親に全て話してしまうと、もう吹っ切れてアルバスはスコーピウス以外本当にどうでもよくなる。
今もかわいいスコーピウスにキスしたくて仕方ない。
｢学校に着いてからもお熱いねぇ｣
すると後ろから突然声をかけられ、振り返る。
そこにはジェームズが立っていた。
スリザリン生はジェームズを見て｢ポッターのとこの長男だ｣｢ジェームズ・シリウス・ポッター！｣と声を上げる。
ア｢ジェームズほっとけよ、早く席に着け｣
ジェ｢なんだよ、兄貴がせっかくお前の忘れものを届けに来てやったのに｣
ア｢忘れ物？｣
ジェームズはポケットからコンドームを取り出す。
周りの女子は｢え？え？なんで？え？｣とジェームズとアルバスをガン見している。
ア｢ジェームズ！なんでそれ持ってるんだよ、てかそれ僕のじゃない！｣
ス｢アルバス？どうしたんだよ、声がとんでもなく大きいぞ｣
ア｢スコーピウス、いや、ちょっと｣
アルバスはジェームズを睨む。
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ななや(プロフ) - れいなさん» そうですね♪私の妄想ですが、ドラコも純血至上主義に育てられてなかったらスコーピウスみたいになってたのかなって時々考えます笑なかなか想像できませんが。 (2023年4月26日 20時) (
レス) id: 1c4dcb9b3d (このIDを非表示/違反報告)
ななや(プロフ) - れいなさん» 確かに…！まんまとハリーに嵌められたドラコの顔が見てみたいです(oˆ罒ˆo) (2023年4月26日 20時) (レス) id: 1c4dcb9b3d (このIDを非表示/違反報告)
ななや(プロフ) - 譜面さん» ありがとうございます！続編も頑張っていきますね！ (2023年4月26日 20時) (レス) id: 1c4dcb9b3d (このIDを非表示/違反報告)
れいな - スコーピウス、アストリアの本使ってるのか(*´ω｀*)きっと、スコーピウスの性格はアストリアに似たんでしょうね(*^▽^*) (2023年4月18日 18時) (レス) @page41 id: be0b1c96e8 (このIDを非表示/違反報告)
れいな - ななやさん» ハリーは原作でも結構ゲスな部分はありましたからね(^ ^)ドラコはまんまとハリーに嵌められそうです！ (2023年4月18日 17時) (レス) id: be0b1c96e8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ななや | 作成日時：2023年1月6日 12時
