五十一話 ページ3
その日の夜、ドラコが帰ってきて、アルバスはマルフォイ家の二人と楽しく食事をした。
ドラコはスコーピウスのマシンガントークを楽しそうに聞いており、アルバスは時折見せる柔らかな表情がスコーピウスに似ているな、と思った。
ド｢アルバスはどこで寝る？必要ならゲストルームを解放するが｣
お風呂上がり、アルバスとスコーピウスが乾かし呪文で髪の毛を乾かしているとサラサラとしたポニーテールを揺らすドラコがアルバスに問いかける。
ア｢あ、そっか。忘れてた｣
ス｢僕の部屋で一緒に寝ようよ、せっかく泊まりに来てるんだから｣
それってつまり、スコーピウスと同じベッドでスコーピウスの匂いに包まれながら寝るのか、とアルバスの頭は即座に理解してまた変な妄想が過ぎる。
しかし夜はドラコもいるためそう簡単に昼間の続きが出来る訳では無いと二人とも分かっている。
ド｢わかった。あまり夜更かしし過ぎないようにな｣
ス｢うん。ね、アルバス、行こう｣
ア｢う、うん｣
廊下を渡って階段を上がりアルバスとスコーピウスは部屋に入る。
部屋に入ったはいいもののどうしたらいいか分からず二人はベッドの上で向き合って座る。
ア｢今日、楽しかったね。僕、スコーピウスに会ってからずっと楽しいよ｣
アルバスは何とか言葉を絞り出す。
ス｢僕も！すごく楽しいし、幸せ。友達だった時も楽しかったけど、今はもっと幸せ｣
スコーピウスは堪らずアルバスを抱きしめる。
ア｢僕も。傍にいれるだけで十分幸せ｣
ス｢うん｣
アルバスはスコーピウスにキスを落とし微笑む。
ス｢アルバス、好きだよ。ずっと｣
ア｢僕もスコーピウスが好き。もうずっと好きだ｣
傍にいれるだけで十分、なんてさっきは言ったのにスコーピウスの唇を知ったり、可愛い反応を見たりするとどんどん自分が欲張りになっていくのにアルバスはとっくの前から気づいていた。
ス｢アルバス？どうかしたのか？｣
ア｢ううん、なんでもない｣
このまま見つめていたら変な気が起こりそうになってアルバスはスコーピウスから目線を外す。
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ななや(プロフ) - れいなさん» そうですね♪私の妄想ですが、ドラコも純血至上主義に育てられてなかったらスコーピウスみたいになってたのかなって時々考えます笑なかなか想像できませんが。 (2023年4月26日 20時) (
レス) id: 1c4dcb9b3d (このIDを非表示/違反報告)
ななや(プロフ) - れいなさん» 確かに…！まんまとハリーに嵌められたドラコの顔が見てみたいです(oˆ罒ˆo) (2023年4月26日 20時) (レス) id: 1c4dcb9b3d (このIDを非表示/違反報告)
ななや(プロフ) - 譜面さん» ありがとうございます！続編も頑張っていきますね！ (2023年4月26日 20時) (レス) id: 1c4dcb9b3d (このIDを非表示/違反報告)
れいな - スコーピウス、アストリアの本使ってるのか(*´ω｀*)きっと、スコーピウスの性格はアストリアに似たんでしょうね(*^▽^*) (2023年4月18日 18時) (レス) @page41 id: be0b1c96e8 (このIDを非表示/違反報告)
れいな - ななやさん» ハリーは原作でも結構ゲスな部分はありましたからね(^ ^)ドラコはまんまとハリーに嵌められそうです！ (2023年4月18日 17時) (レス) id: be0b1c96e8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ななや | 作成日時：2023年1月6日 12時
