六十二話 ページ14
それからあっという間に夜になり、アルバスとスコーピウスはハリーの帰りを待っていた。
ジェームズは夕方になると帰ってきて相変わらずアルバスとスコーピウスをからかったがジニーに怒られていた(もちろん懲りた様子はない)
リリーもジェームズも今は部屋で宿題をしている。
すると玄関扉が開いてハリーが帰宅する。
アルバスの鼓動が強く、早くなる。
ジニ｢おかえりハリー｣
ハ｢ただいま_______おかえりアルバス。いらっしゃいスコーピウス｣
アルバスはハリーと目を合わせずらかったが、よそ見をせずにしっかりと自分とよく似た父の瞳を見る。
ア｢ただいま｣
ス｢こんばんはハリー｣
ハリーはアルバスとスコーピウスの雰囲気を見て椅子に腰掛ける。
ジニーもハリーの横に座り、アルバスはスコーピウスに合図する。
ア｢話があるから聞いてほしい｣
アルバスがそう言うとハリーとジニーは頷きスコーピウスとアルバスは二人の正面に座る。
アルバスは緊張で震える拳をギュッと握って深く息を吐いてハリーを見る。
ア｢僕はスコーピウスを愛してるんだ｣
アルバスがそう打ち明けるとハリーは息子の瞳をしっかりと見つめ返した。
ア｢少し前からスコーピウスと恋人同士になった。そしてこれからもずっと一緒にいたいと思ってる。父さんたちが動揺するのも分かる。僕も自分の気持ちに気づいた時そうだったから。でももうこの気持ちは止められない｣
ハリーはアルバスの真剣な言葉に頷く。
ハ｢あの夜_______何となく気づいてたよアルバス。すごく勇気のいることだろうけど伝えてくれてありがとう｣
ア｢ううん、僕も隠したりしてごめんなさい｣
次にハリーはスコーピウスを見る。
スコーピウスはハリーに見つめられて緊張がビリビリと身体中を走る。
アルバスはスコーピウスの手を強く握った。
スコーピウスもそれに応えるように強く握り返し、口を開く。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 23人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ななや(プロフ) - れいなさん» そうですね♪私の妄想ですが、ドラコも純血至上主義に育てられてなかったらスコーピウスみたいになってたのかなって時々考えます笑なかなか想像できませんが。 (2023年4月26日 20時) (
レス) id: 1c4dcb9b3d (このIDを非表示/違反報告)
ななや(プロフ) - れいなさん» 確かに…！まんまとハリーに嵌められたドラコの顔が見てみたいです(oˆ罒ˆo) (2023年4月26日 20時) (レス) id: 1c4dcb9b3d (このIDを非表示/違反報告)
ななや(プロフ) - 譜面さん» ありがとうございます！続編も頑張っていきますね！ (2023年4月26日 20時) (レス) id: 1c4dcb9b3d (このIDを非表示/違反報告)
れいな - スコーピウス、アストリアの本使ってるのか(*´ω｀*)きっと、スコーピウスの性格はアストリアに似たんでしょうね(*^▽^*) (2023年4月18日 18時) (レス) @page41 id: be0b1c96e8 (このIDを非表示/違反報告)
れいな - ななやさん» ハリーは原作でも結構ゲスな部分はありましたからね(^ ^)ドラコはまんまとハリーに嵌められそうです！ (2023年4月18日 17時) (レス) id: be0b1c96e8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ななや | 作成日時：2023年1月6日 12時
