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少女とポートマフィア5 ページ10

マフィアで働いているにも関わらず、
存外この男、中原中也は良い人な事がよく判った。


訓練の後、私が此処に来るまでの経緯を伝えると、
驚きつつも同情の目線を送り、



「今日は思う存分寝とけ。今は部屋はねえが...

下級構成員用の仮眠室があるから、そこ使え」



と声を掛けてくださった。
太宰とは大違いである。


さらには、首領に掛け合って部屋まで
用意してくれるらしい。


..........本当に良い人だな。





そんな事を考え乍、
生まれて初めてシャワーを浴び、
(マフィア傘下の風呂屋を借りて)

今日あった事を頭の中で整理していた。





____此方の世界も、根本的な理屈は同じなようだ。


強さが物を云う世界。

マフィアなんて、弱肉強食そのものだろう。


..............そう来なくては。


何としてでも強くなってやる。

私は幸せになりたい。









______師匠の為にも。









___________________


どうでもいい情報ですが
私の推しは中也さんです。

背低いのに兄貴肌とか何それカッコいい




※一部修正しました

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作者名:al作者 | 作成日時:2018年12月15日 15時

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