散って，散って，サヨウナラ。【雪男】 (ページ12)

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安心は… ページ12

橙side
さっき、無事にシンメは変更できて，しかも運がいい事に，今日は佐久間くんとダテ、俺とめめなんよ！

で、今は佐久間くん達が撮影してるねんけど、やっぱり流石やと思う。

2人とも，さっきとは打って変わってしっかり仕事モード。

黒「うわ、今の舘さんヤバ…」
橙「大人の色気がダダ漏れなんよ…」

ダテは，カメラマンさんの指示に沿って，行動するし、しかも、期待以上の事をしてくれる。

佐久間くんも…

橙「おー、、さっくん、ええな…」
黒「やっぱ、やる時はやるんだね，佐久間くんも。」

子供っぽい悪戯な笑みを浮かべたり，時には大人の余裕を見せつけるような表情をしたりしている。

カ「よし、じゃあ次は，佐久間くん、宮舘くんの事、バックハグできる？」

桃「はい！ｷﾞｭｯ…これでいいですか？」
カ「うん、OK！宮舘くんは、お姉さん座り、できるかな？」

赤「えっと、、、こうでいいですかね？」

え、すご…俺，お姉さん座り出来ないねんけど…

カ「…はーい、OK！！次，向井くん、目黒くんお願い！」

橙黒「はい！！」

2人の撮影が終わったら俺らのばん。

橙「めめ、俺の足の間，来れるか？」
黒「ん、こう？」橙「っ…そ、ありがとな、！」

やば、自分から呼んだんに、逆にやられてもうてるやん！

てか、可愛いなぁ…

カ「はい、OK！4人とも，お疲れ様！
じゃあ、次の阿部くん、渡辺くん、岩本くん、深澤くんの4人呼んできてね！」

4人「はい、ありがとうございました。」

黒「んー、、終わったぁ…」桃「いや〜、今日は疲れたね〜…」橙「でもまぁ、ダテを少しは救えたから良かった」

赤「……3人とも，ありがとね…。」
3人「…」
赤「俺、多分だけど、3人がいなかったら…立ち直れなかったかも。

よく言われるんだ。俺は，本当は誰よりも弱いって。
強がってるだけで、自分を追い込んでるって。

それが、今回の件で自覚できた。
壊れそうになったから…でも、3人のおかげで、俺はまだいる。

これから、何があるか分からない。
…少しは予想ができてる、けど、教えない。

気づいたら、助けてよ。」

黒「舘さん…」桃「…涼太，俺らは，ずっと涼太の味方だから。絶対、助ける。」

橙「ダテは、俺らに必要な存在なんよ。
だからこそ、裏切らんねん。信じてや。」

黒「俺、今まで何回も舘さんに支えられてきました。だから、今度は俺のばんです。」

赤「…ありがとう。3人とも，信じてるよ。」ﾆｺｯ
そう言って，ダテは悲しそうに笑った。