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大臣の言いつけを守り、順調にランプまで辿り着けた。
だがランプに手を掛けた途端に洞窟が揺れ、崩れ始めた。
ステージだけでなく、客席も揺れている。
これも臨場感を出すために席の下にある装置で操っている。
司「な、何故だ！？……アブー！」
アラジンはランプしか触っていない。
察したアラジンは振り向き、アブーに目を向けると宝石を手にしていた。
慌てて宝石から手を離し、急いで出口へ向かうと大臣が出迎えていた。
類「ランプを！早く！」
司「っ…それより助けてくれ！」
だが、大臣は手を貸すことも無くランプだけを奪い取ってしまった。
その拍子でバランスを崩してしまった。
類「フハハハハハハハ！！」
司「うわああああ！！！」
(悪役の高笑いでも好きだなぁ。あ、いけない。今はナレーションに集中しなきゃ。)
もうダメだとアラジンは諦めていたが、いつまでも痛みは襲ってこない。
目を開けてみると空飛ぶ絨毯に乗っていた。
上下左右に動く装置に絨毯を敷き、側面は背景に合わせてプログラミング映像で照らしてる。
司「魔法の絨毯、本当にあったのか…。
ありがとう。」
絨毯にお礼を言い、安全な所で降ろしてもらった。
司「しかし、このままでは出られない…。ランプも取られてしまったしな…。」
猿「キッキッ！」
アラジンの服を引っ張り何かを伝えるアブー。
手には先程取られたと思っていたランプが。
司「ハハハッ、手癖の悪い猿だ！
ん？このランプだいぶ汚れてるな。」
服の裾でランプを擦ると視界を覆うほど煙がでてきた。
すぐに煙が晴れると魔人が現れた。
え「こんにちはー☆ランプの魔人だよ！！
あ！あなたがご主人様だね！よろしく〜♪」
魔人、もとい普段のえむちゃんだ。
え「それでそれで！？お願い事は？」
司「あ、ああ。突然の事で何が何だかさっぱりだが…。願い事を叶えてくれるんだな？
なら、オレたちをこの洞窟から外へ出してくれ！」
え「お安い御用〜〜！！」
また先程のように煙でステージを覆う。
その隙にセットを砂漠に戻す。
え「はい、あっという間！！ど？凄いでしょ！1000年もこんな感じのやってるからね〜☆」
司「1000年も他人の願いばかりを叶えてるということか…。そんなお前には願いはあるのか？」
え「お願い事？んー、そんなの考えてもなかった。
でもそうだなぁ。するとしたら、自由に……人間になりたいな…。」
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のんちゃん - 気持ちよくなる薬……？しゃかしゃかいってる……。( ﾟ∀ ﾟ)ﾊｯ！ラムネだ!!((((((絶対違う (2021年3月15日 18時) (
レス) id: bc0f9be876 (このIDを非表示/違反報告)
れいる(プロフ) - のんちゃんさん» お仲間さんがいて嬉しいです・・・ (2021年3月15日 6時) (レス) id: 4585a974aa (このIDを非表示/違反報告)
れいる(プロフ) - rinr32さん» そう言っていただけて嬉しいです・・・！更新頑張りますね！ (2021年3月15日 6時) (レス) id: 4585a974aa (このIDを非表示/違反報告)
のんちゃん - 類くん……黒いねぇ…((好きだけど…ﾎﾞｿｯ (2021年3月10日 6時) (レス) id: bc0f9be876 (このIDを非表示/違反報告)
rinr32(プロフ) - う゛あ゛あ゛ぁ゛！続きが気になるーー！(^q^) (2021年3月8日 19時) (レス) id: 3bcf1f7b97 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：のあ | 作成日時：2021年1月7日 15時
