32話 ページ33
紗南に対するその態度よりも、それに対する紗南の反応の方が気になり顔が引きつる。
そんなAの心情など露知らず、何度も真顔で繰り返す羽山。
そのまま高笑いしながら帰っていくと同時に紗南の怒りが爆発する。
紗南「きーっ、くやしーっ!!」
貴「ま、まあまあ!」
ひさえ「落ち着いて、、!」
そこに再び剛が。
剛「紗南ちゃん、そんなにカッカしてると蚊になっちゃうよ」
貴・ひさえ「「、、、」」
恐る恐る紗南の方を見る。
紗南「う、、うるさーい!!」
剛「あれー!?」
もう滅茶苦茶の図である。
♢放課後♢
貴「失礼します」
紗南「田中先生?」
田中「おう、倉田姉妹、、まぁ入れ」
貴「(倉田姉妹、、)」
放課後、クラスの副担任である田中に保健室に来るよう言われ、2人で保健室へ。
倉田姉妹というフレーズに新鮮さを感じるAを優しい目で見ながら話の内容を聞く紗南。
紗南「なんですか?私たちに話って」
田中「うん、いや、、内容が内容だからAの方は聞かない方がいいと思うんだがちょっとな、、」
その濁し方に何かを察した紗南がAの耳を塞ごうとするが一緒に聞きたいという曇りのない瞳でのお願いに負け、結局話を聞くことに。
田中「その、あんまり子供に話すことじゃないんだが、、おまえならと思って、、」
紗南「はい」
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夢プリン(プロフ) - はなまるオレンジさん» ありがとうございます!頑張ります(^^) (2020年3月24日 21時) (レス) id: 4d9770ebc4 (このIDを非表示/違反報告)
はなまるオレンジ(プロフ) - 面白かったです!更新頑張ってください! (2020年3月24日 20時) (レス) id: 06078347cf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夢プリン | 作成日時:2020年3月18日 12時