#緑の話 ページ14
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わたるside
Aちゃんが去った後、すぐに月島くんが戻ってきた
やっぱり、俺らが考えることは同じらしい
「…さて、と」
「みんな、Aちゃんのことが好きなんだよね？」
このライバル達を目前にして、冷静でいられることに少し驚いた。
けれど、それはみんな同じようだった
「僕、A先輩の事、好きですよ」
いつもはおちゃらけた声で話す坂田でさえ、真剣な声色、眼差し
「歪んでる、って思うかもしれないけど
俺はAちゃんを俺色で染めたいって思う」
警戒していた月島も、まっすぐな瞳で俺を見る
そんな中、聖羅くんが口を開いた
「…みなさんそんな歪んでるんですねぇ」
「…は？」
だって、と伏せ目でツラツラと続ける
「ストーキングするくらい
歪んだ眼差しを向けるくらい
年下の全権限使うくらい
みんな、Aさんのこと大好きなんでしょう」
まぁ僕もですけどね、と自嘲気味に笑う聖羅は
どことなく、俺たちとは違う
普通にAちゃんが好き、という感じだった
図星を突かれた俺たちの間に、重い空気が漂う
そんな空気を一気に覆すような、4人全員のスマホの通知音
みんながみんな、サッとスマホを取り出し、画面をスクロールする
その動作が、なんとなく、なんとなく察しがつくようで
「…もしかして、
AちゃんのTwitterアカウントの通知？」
「「「なんでわかったんですか」」」
ため息をつくしかなくなってしまった
「…俺、うらたぬき」
ポロッとでた俺のTwitterのアカウント名。
それに3人は驚いたけれど、少し笑って口を動かす
「俺は志麻」
「となりの坂田！」
「センラです〜」
「…えっ」
みんな、みんなが
よくネット上で話すことが多い、相互フォローの人だった
「俺たちなんなんだろうね…」
ここまでの偶然は、運命としかいいようがないような。
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なおみ(プロフ) - 栗山さん» はい！新作o(｡>∀<｡)o 飛んでいきます〜(´∀｀*) (2018年4月4日 1時) (
レス) id: 73e619451a (このIDを非表示/違反報告)
栗山(プロフ) - なおみさん» なおみさんお久しぶりです！！はい…完結しました…！！ご愛読ありがとうございました！実は今新作出してて…うしさせも出てるのでぜひ作品欄から飛んでください…！！！！← (2018年4月4日 1時) (レス) id: 0cac728535 (このIDを非表示/違反報告)
なおみ(プロフ) - 完結してたこと気が付かなかった…。完結おめでとうございます！（もっと見たかった〜けど。） (2018年4月4日 0時) (レス) id: 73e619451a (このIDを非表示/違反報告)
なおみ(プロフ) - 栗山さん» よろしくお願いします((○'ω'○)) (2018年3月3日 10時) (レス) id: 73e619451a (このIDを非表示/違反報告)
栗山(プロフ) - なおみさん» なおみさん…！！じゃんがじゃんがです笑ありがとうございます…！！今後ともよろしくお願いします|・∀・*)ﾉ (2018年3月3日 10時) (レス) id: 0cac728535 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：栗山 | 作成日時：2017年10月25日 20時
